2025年度六大戦 第5戦 東大戦戦評

平素より当部を応援していただき、誠にありがとうございます。
2025年4月12日に行われました、六大戦第5戦の試合結果をご報告致します。
直近で連敗を重ね後が無い状況で対するは、3位に位置する東京大学。決勝トーナメント進出へ望みを繋ぐべく、チーム一丸で勝利を狙います。

1Q
試合は相手ポゼッションから始まります。しかし、開始1分#51 福田崇斗が相手のパスをカットしオフェンスへと転じると、そこから怒涛の攻撃が始まります。滑かなパス回しから鋭いショットを重ねると、開始5分、裏からパスを受けた#1 岸がクロスを一閃。鮮やかに先制点を奪い1-0とします。更に開始9分、素早い展開から速攻を完成させ、再び#1 岸がネットを揺らし、2-0。流れを完全に掴んだかに思われましたが、5分後、長引くDF時間に一瞬足が止まったところを冷静に攻め込まれ2-1。1点差に迫られ気の抜けない展開のまま第1Qが終了します。
2Q
リードを広げたい第2Qですが、一進一退の攻防が続きます。開始5分、慶應のマンダウンでピンチを迎えますが、#2 岩城の不意をつくパスカットで窮地を脱します。続くように、#84 泰松、#29 中本 がボールダウンと東大OFを寄せ付けません。すると、開始10分、DFの奮闘に応えたのは、またもや#1 岸でした。右手から放ったスタンシューをゴールに突き刺し3点目。スコアを3-1とします。流れに乗った慶應は、#4 福田天真が連続ゴール。更に頼れる主将#3 池田のゴールと立て続けに点を奪い、6-1と点差を大きく広げたところで第2Qを終えます。


3Q
5点優位で第3Qが始まります。#2 岩城の華麗なセーブからブレイクが生まれ、#84 泰松からパスを受けた#1 岸の本試合4点目となるゴールでスコアを7-1とします。続けざまに#23 宮地が公式戦初となるゴールを挙げ8-1、会場の盛り上がりも最高潮に。その後は、両チームの激しい攻防が続く中、慶應が2人少ない状態となるも#0 山田のパスカットで攻撃を断ち、流れを渡しません。終始慶應ペースで進み第3Q終盤、今季Aチームに昇格した#30 齋喜がゴール裏からまくって公式戦初得点を記録。9-1とし、勝利をほぼ手中に収めた状態で第3Qを終えます。
4Q
8点差を保ったまま開始した第4Qは序盤、慶應のファウルでマンダウンとなり、連続してシュートを浴びますが、#92 間下の鋭い反応で失点を防ぎます。すると、苦しい展開の中、#29 中本のグラボからクリアを成功させ、攻撃に転じます。5分過ぎ、#4 福田天真が混戦を抜けて裏から狙いますが、惜しくも枠外。試合は均衡を保ちます。その後、パスを東大ゴーリーにカットされ守勢に。しかし、#51 福田崇斗が堅実な守備で応戦し、再び慶應がボールを奪いますが得点には至らず。
終了間際、東大に追加点を許し、試合は9-2で幕を閉じました。


試合結果
1Q 2-1
2Q 4-0
3Q 3-0
4Q 0-1
よって慶應の勝利です。この結果を以て、六大戦最終順位を3位とし、なんとか決勝トーナメント進出を決めました。次戦は、Bブロック2位の日本体育大学。早慶戦、その先のリーグ戦へ弾みをつける意味でも、全力で優勝を目指し戦っていきます。
引き続き変わらぬご声援の程宜しくお願いいたします。
