2025年度六大学戦 第2戦 法政戦 戦評

平素より当部を応援してくださり誠にありがとうございます。
2025年3月9日に行われました六大戦第2戦の試合結果をご報告いたします。
初戦を引き分けた慶應が迎えうつは、同じく未勝利の法政大学。FORGEシーズン公式戦初勝利を掴むべくメンバーが一丸となり試合に臨みました。

1Q
ゲームのはじめ、チームを勢いづけるように#99 増成のフェイスオフから慶應ポゼッションでゲームはスタートします。その後ポゼッションが互いに変わり互角の様相を呈すかと思われましたがその矢先、均衡が崩れます。開始5分のことでした。#11 大類によるキレのある動きが、相手の一瞬の隙をつき相手ディフェンスを置き去りに。1-0、先制点を奪います。
順調な滑り出しから勢いに乗りたい慶應でしたが、先制点を得てから僅か3分。相手の薄い角度からのショットが慶應のネットを揺らし1-1と同点とされます。
その後両校得点を生み出すことはできず、互角の試合が続き同点で第1Qを終えます。

2Q
第2Qも目まぐるしくポゼッションの変わる互角の展開が続きますが試合を動かしたのはまたもこの男#11 大類。黄金の左腕を一閃し、慶應がまたも2-1とリードを得ます。得点後、またもやポゼッションは激しく変わる展開となりますが、相手のオフェンスを凌ぎ切ると#17 関根の華麗なクロス捌きからクリアが成功しオフェンスへと繋がります。さらにリードを広げたい慶應は、猛攻を仕掛けます。すると開始11分、裏からのフィードが点取り屋#4 福田へと繋がりそのまま振り抜いた右腕はネットを揺らします。3-1。新3年生による活躍で、リードを2点差へと広げます。得点後は相手オフェンスから始まりますが、慶應の堅牢なディフェンスが得点を許しません。2点の点差を保ち、良い雰囲気のまま第2Qを終えます。

3Q
勝利を確固たるものとしたい第3Q。人数不利の状況で相手ポゼッションから試合は再開しますがディフェンス陣の見事な連携で難なくオフェンスへと繋ぎ、一気に相手陣地に攻め込みます。すると開始5分半、怪我から完全復活を果たした#37 太夫が右上から神速のスタンシューを叩き込み4-1。リードを3点と広げます。そのまま流れに乗りたい慶應は得点後のフェイスオフを勝ちきりますが、得点には繋がらず残りの多くの時間をディフェンスに費やすことになります。しかし#0 山田、#17 関根らをはじめとする慶應の鉄壁のディフェンスはまたもや得点を許すことなく、流れを携えたまま第3Qを終えます。

4Q
初勝利を掴むべくリードを広げたい慶應ですがフェイスオフ獲得後、相手による激しいチャージを受けた#33 鈴木春海がフィールドに倒れ込み、どこか不穏な空気が漂います。しかし無事が確認され試合は人数有利の状況で慶應のオフェンスから再開します。何としても点差を広げたい慶應でしたが、相手によるパスカットからポゼッションを失います。ここまで最小失点にとどめてきたディフェンス陣でしたが、一瞬の隙をつかれ失点。4-2と点差は2点に縮まります。その失点後わずか4分、死に物狂いで得点を狙う相手の勢いを止めることができずまくりを許し4-3。相手の猛攻を止められず、ついに点差は1点差となってしまいます。残り少ない試合時間、両校必死の攻防が続きます。しかし、試合を決定づけたたのはやはりこの男、#3 池田。試合終了1分前、なんとしてもポゼッションを得たい相手は池田に人数をかけてディフェンスをしますがそれを振り切り得点。5-3とし試合を決定づけます。試合はその点差を保ったまま無事終了。FORGEシーズンの初勝利を無事掴みました。

試合結果
1Q 1-1
2Q 2-0
3Q 1-0
4Q 1-2
よって慶應の勝利です。
シーズン初勝利を掴みましたが、この結果に慢心することなく六大戦優勝そしてその先の日本一に向けて一戦一戦を全力で戦って参ります。
引き続き熱い応援のほどよろしくお願いいたします。
