全日本大学選手権準決勝 名古屋大学戦
平素より当部を応援してくださり誠にありがとうございます。
11/21に行われた全日本大学選手権準決勝の試合結果をご報告致します。
先日の一回戦、広島大学戦に快勝し、迎える準決勝は2年連続で名古屋会場での試合となりました。
相手は名古屋大学。昨年度、同じ準決勝そして同じ会場で勝利した相手との再戦を王者として迎え撃ちます。
1Q
第1Q、先制点を収め流れに乗りたいところでしたが、慣れないゾーンディフェンスにOFが苦しめられます。DFは#5 中根が豪快にボールダウンを見せるなど奮闘しますが、開始5分、先制点を許します。その後もディフェンスの時間が長くオフェンスはミスが目立つ展開が続くと、0-1とビハインドで第1Qを終えます。
2Q
思い通りに行かなかった1Qからの修正が求められる第2Q、DFの形を変えてきた相手に対して慶應のOFが本領を発揮します。裏の#1 中名生のフィードからトップの#37 入谷が今シーズン幾度も見せてきた強烈なスタンシューをゴールに叩き込み試合を振り出しに戻すと、直後のOFでも#1 中名生の裏からのパスがクリース前の#7 小川司に通りスコア。更にはQ終了間際に#3 藤岡の相手を2枚引き付けながら会場中を欺く逆サイドへのパスから#30 齋藤が決め切り3-1としたところでハーフを迎えます。
3Q
リードを広げ、勝利を確実にしたい第3Qでしたが、慶應らからぬミスが続くと開始5分で失点をします。一点差となった中でも#22 小川健が鮮やかにボールダウンを見せるなどDFが集中力を切らさずにリードを守り続けると、#37 入谷が華麗に相手を抜き去りランシューを突き刺します。さらに#11 貝柄がフルフィールドのOFから相手のDF陣の間を突き進みゴール前からのランシューをスコア。立て続けに2点を決め、3点差を確保して最終第4Qに向かいます。
4Q
前のQ終わり際のファールにより人数不利のDFから始まりますが、このピンチを#13 中西のセーブで乗り切ると、慶應は数多のシュートを相手に浴びせ続けます。しかし、相手もゴーリーを中心に粘りのDFで守り抜くと、段々と試合はオープンな展開に移っていきます。そんな中でも集中力を切らさずに攻め続けると、#3 藤岡が狙い澄ましたスタンシューを決め切ります。その後、相手のまくりシュートから1点を返されますが、堅実な試合運びで3点のリードを守り抜き、6-3で試合終了となりました。
試合結果
1Q 0-1
2Q 3-0
3Q 2-1
4Q 1-1
よって慶應の勝利です。以上の結果より、全日本大学選手権決勝進出となりました。2連覇を達成すべく、関東FINALでのリベンジに燃える明治大学を完膚なきまでに迎え撃ちますので応援の程宜しくお願い致します。
photo by kevinkobayashi