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試合戦評

関東リーグFINAL 明治大学戦

2022/11/06 明治大学戦

平素より当部を応援してくださり誠にありがとうございます。
11/6に行われた関東リーグFINALの試合結果をご報告致します。

先日のFINAL4に勝利し、全日本選手権進出を決めた慶應は、関東FINALで3年連続の関東優勝を目指して戦います。
相手は明治大学。FINAL4で慶應の宿敵早稲田大学に劇的な逆転勝利を決め勢いに乗り、昨年度、一昨年度のFINAL4での敗戦からの雪辱を誓う相手との試合となりました。

2022/11/06 明治大学戦

1Q

第1Q、幸先よくスタートしたいところでしたが、最初の1on1から隙を突かれいきなり失点してしまいます。しかし、相手に流れが行きそうな中で#1 中名生がゴーリーを欺くまくりシュートを決め同点とします。このまま勝ち越したいところでしたが、明治大学の勢いは慶應を凌駕するものでした。DF時間が長引く中で、相手のスタンシューを#2 岸が弾いたこぼれ球を掬われそのままスコアを許し、1-2としたところで第1Qを終えます。

2022/11/06 明治大学戦

2Q

どちらもリードを持ってハーフを迎え試合を支配したいという気持ちを持って挑む第2Qですが、硬直した展開が続きます。慶應は何度もチャンスを迎えますが、相手のゴーリーの鉄壁のセーブを前に決め切ることができません。しかし、Qラスト4分となったところで#1 中名生の裏からのフィードがカットインしてきた#30 齋藤に通りスコア、高校時代から続く2人のホットラインが試合をイーブンとします。さらに#37 入谷が目の覚めるようなスタンシューを放ちゴールネットを揺らします。その直後のFOでも#99 松澤が勝利し流れを引き渡しません。そしてQ終盤#1 中名生のフィードから#7 小川司がスコアを決めます。3分間で3点の大量得点と、怒れる王者慶應が目を覚まし、4-2としたところで第2Qを終えます。

2022/11/06 明治大学戦

3Q

Q開始6分、チャンスは意外な形で訪れます。#1 中名生が相手の意表を突きゴーリーへのパスをカット、無人のゴールに流し込みこの日2点目のスコア。3点のリードを持ってもDFは#22 小川健が豪快なチェックでボールダウンさせ相手に反撃の糸口を与えません。一方、慶應のOFも果敢にシュートを放ちますが、相手のゴーリーの好セーブに阻まれ続け追加点を挙げることができない展開が続き、第3Qを終えます。

2022/11/06 明治大学戦

4Q

時間が進むごとに3連覇が近づく第4Q。慶應は見事なパスワークで時計の針を進めていきます。すると、#5 中根の正確無比なロングパスからチャンスを迎えると#1 中名生が相手ゴーリーを嘲笑うかのような落ち着きでボールを流し込み本日3点目のスコア、主将の#11 貝柄が早慶戦を彷彿とさせるような強烈なランシューを叩き込み7-2とし更に勝利を盤石なものとします。人数不利の最中1点を失いますが、慶應のロング陣の見事なパスワークからチャンスを作ると、#0 中林が強烈なスタンシューをゴールに突き刺します。ここ2シーズン慶應OFの中核を担いながらも苦しみ続けた男の得点に会場は最高潮の盛り上がりを見せます。その後も危なげのない展開を続けると、ついにその時が訪れます。審判の笛は試合終了並びに慶應の関東3連覇を宣言し、慶應ベンチから選手が飛び出します。

2022/11/06 明治大学戦

試合結果

1Q 1-2
2Q 3-0
3Q 1-0
4Q 2-1

よって慶應の勝利です。苦しい入りとなった中でも冷静さを失わず、後半になるにつれて点差を引き離す盤石の試合運びで関東3連覇を掴み取りました。今後とも全日本選手権優勝に向け、全日本大学選手権に挑んで参りますので、応援の程宜しくお願い致します。

photo by kevinkobayashi

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