関東予選第四戦 日本体育大学戦
平素より当部を応援してくださり誠にありがとうございます。
延期となり、10/9に行われたリーグ第4戦の試合結果をご報告致します。
他大学の結果でFINAL4進出が決まり、勝てばグループ1位通過となる、総当たりの最終戦に臨みます。
第4戦の相手は日本体育大学。今シーズンは苦しむ古豪との一戦ですが、気の抜けないものとなりました。
1Q
慶應のスタメンは2年生6人と、とても若いメンバーとなりました。そして、抜擢された下級生がいきなり成果を上げます。開始2分、相手のライドに対し#16 奥澤がロングスティックとは思えない正確なクロスワークを駆使し放ったハーフからのショットがゴールに吸い込まれ、慶應が先制します。その後#1 中名生が華麗に相手DFを抜き去り、スコアを決めいきなり2-0とします。しかし、相手が慶應のお株を奪うような、鮮やかなパスからのショットを決めきり1点を返されます。次の1点が序盤の流れを決めるであろう中、慶應は相手の見事なプレーからまたもゴーリー1on1のピンチとなりますが、リーグ戦初スタメンの#93 麻生が体を張ったセーブを見せます。そしてそこからの速攻で#1 中名生が冷静に決め切り、リードを2点に戻し第1Qを終えます。
2Q
両者が点を取り合った1Qから一転、このQは膠着した展開から始まります。慶應のDFも#93 麻生が立て続けにセーブを重ねゴールを守り抜きます。すると、ゴール前のグラウンドボールからチーム1のムードメーカー#25 内藤がリーグ戦初得点を決め、応援席は最高潮の盛り上がりを見せます。その後は両者、攻めあぐねる展開が続き3点差を保ったまま4-1でハーフを迎えます。
3Q
リードを広げ、勝利をより確実なものにしたい3Qですが、いきなり出鼻を挫かれてしまいます。FO後のブレイクから相手の主将に見事なシュートを決められます。その後もクリアに苦しむ展開が続き、相手に強烈なランシューを決められ1点差となります。このピンチを#1 中名生の相手を置き去りにするスコア、入谷の1on1から相手を抜き去り放つ目にも止まらぬ速さのシュートにより点差を3点に戻すことで脱します。しかしその後も慶應の勢いは止まりません。中名生がフィードから、天才的なラクロスセンスを持ちながらも大怪我に苦しんできた#10 黒柳がリーグ戦初となる得点を決め、7-3で激動の第3Qを終えます。
4Q
4点のリードを持って始まった4Q、まずはディフェンスの時間が続きます。しかし、#51 石村が抜群の身体能力を生かしショートスティックながら相手のOFを完璧に封じ込めます。DFの奮闘にOFが応え、#3 藤岡が1on1からスコアを決めさらに点差を広げます。相手に1点を返されますが、#30 齋藤が圧倒的な馬力を誇るフィジカルを生かし、ダメ押しの9点目を決めるとそのまま試合終了となりました。
試合結果
1Q 3-2
2Q 1-0
3Q 3-2
4Q 2-1
よって慶應の勝利です。以上の結果よりBブロック首位でのFINAL4進出が確定致しました。負けたら終わり、これまでに加えより一層の緊張感が漂うFINAL4に向け、部員一同更に精進して参りますので応援よろしくお願いいたします。
photo by kevinkobayashi