関東予選第三戦 日本体育大学戦
平素より当部を応援してくださりありがとうございます。
8/14に行われたリーグ戦第3戦の試合結果をご報告いたします。
中央大学戦からわずか1週間という短い準備期間を経て迎えた対日本体育大学戦、ここまで2戦2勝と良い流れできている慶應はこの試合でも勝利し、さらに流れを手繰り寄せていこうと全部員が意気込みます。
本試合は開会式の直後に行われたJLA開幕戦ということもあり、試合にはたくさんのラクロス関係者が詰めかけていました。会場のボルテージが最高潮に達したところでホイッスルが鳴り、試合の火蓋が切って落とされました。
1Q
試合開始のFOでいきなり、# 63村田がブレイクを作り、自分でショットまで持っていきます。相手にセーブこそされたものの、試合開始直後から相手ゴールを脅かします。しかし、セーブしたボールをクリアされ、相手のOFが始まると、# 28関らDF陣が必死にゴールを守りますが相手のショットが慶應ゴールを揺らします。この後、両チーム互いに攻め合いますが、決定機を欠き、0-1で慶應1点ビハインドのまま1Qを終えます。
2Q
2Qは1Q終わりの相手のファールによりエキマンがほぼ1分間残った状態で慶應ボールで試合が再開します。ここで人数有利を活かして、ズレを発生させると# 96中村からマークが空いた# 14松岡へとパスが渡り、強烈なスタンシューが相手ゴールに突き刺さります。これでスコア1-1、イーブンとするとスコアあけのFOでも# 63村田が勝ち、慶應のOFが続きます。ここで# 3藤岡、# 91矢崎、# 9落合らが脅威のあるショットを放っていきますが、相手の守りも固く、ゴールを揺らすことができません。なかなか決定機を作ることができない中、相手にボールダウンされると、慶應のファールを取られると今度は人数不利の中、慶應の我慢の時間が続きます。しかし、慶應のD陣も集中力を切らせません。ここで再三のショットに見舞われる中、開幕戦という大舞台でAチームデビューした1年生ゴーリー# 79岩城が6分近いDF時間を無失点で守り切り、このクォーターを切り抜けます。
3Q
このクォーターは序盤から、ポゼッションが目まぐるしくわかる展開となります。慶應は# 7田代が果敢にショットを放っていきますが、どれもスコアには繋がりません。そんな中チェイスで相手ポゼッションとなるとフルフィールドオフェンスを展開され、ここで失点を喫してしまいます。リードを奪われ、相手の流れを断ち切りたい慶應ですが、FOで相手ポゼッションとなると、立て続けにこのクォーター2失点目を喫し、スコア1-3とされます。慶應ベンチに2点が重くのしかかります。この辺りで相手の流れを切ることはこの試合の勝利のために不可欠であることはチームの誰もがわかっていることでした。クォーター残り3分、相手のファールから慶應ポゼッションとなると、# 9落合が突き刺すようなショットを右上に放り込みます。スコア2-3、チームで誰よりも熱い漢が相手の流れを一掃し、1点ビハインドで4Qを迎えることとなりました。
4Q
運命の4Q、点差わずかに1点、ここまで2試合他を寄せ付けない強さを誇ってきたチームに初めての試練が訪れます。異様な雰囲気の中始まったクォーターはじめのFO、ここも# 63村田が落ち着いて勝利し、慶應ポゼッションでクォーターが始まります。直後にポゼッションを奪われますが、ここでDF陣が気を吐きます。# 28関がボールダウンすると、このボールを# 24粉川がスクープ、そのまま#21 小川豪にパスすると一人でランクリアを成功させ、そのままショットまで繋げました。ボールは惜しくも枠外へ外れますが、チェイスを慶應側が取り、慶應OFで試合が再開されます。ここで点を1点返したい慶應OFでしたが、相手の好守に阻まれなかなか決定打を打たせてもらえません。そんな中、ボールダウンさせられると、ここでファールも取られ、1分間人数不利の中のDFが余儀なくされます。このピンチを# 17塩原、# 2麻生を中心に守り切りますが、ファールが開けたタイミングでさらにファールしてしまい、さらに1分間人数不利の状況が続きます。クォーター開始6分、相手のショットは無情にもゴールに吸い込まれ、スコアを2-4とされてしまいました。この後も果敢に相手を攻めますが、奮闘虚しくもついに試合終了のホイッスルが吹かれ、2-4で試合終了です。
試合結果
1Q 0-1
2Q 1-0
3Q 1-2
4Q 0-1
よって慶應の敗北です。今シーズン初めての敗北となりましたが、選手達はすでに気持ちを切り替え、次の試合に向けて準備を進めております。今回は悔しくも敗北という結果になりましたが、まずはFINAL4進出、さらには関東FINALで日本体育大学にリベンジするために日々”strive”してまいります。
全日本選手権優勝、王座奪還を成し遂げるその日まで引き続き熱い応援のほどよろしくお願いいたします。
photo by kevinkobayashi