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試合戦評

六大学戦第二戦 法政大学戦

平素より当部を応援してくださり誠にありがとうございます。

2024年4月7日に行われた六大戦第二戦の試合結果をご報告いたします。

二戦目の相手は法政大学。昨年度関東FINAL4にて慶應を葬り去った因縁の相手とのリベンジマッチに、滾る思いを抱きながら敵地へと乗り込みます。

1Q

試合は慶應OFから始まります。#33 鈴木春海が幸先よくフェイスオフを獲得すると、時間にしておよそ5分、相手に一度のOFすら許さずゴールを脅かし続けます。試合が動いたのは開始6分でした。相手のファウルによる人数有利下、#7 田代が沸かせます。トップからフィードを受けると、そのままノールックでショット。あまりにも見事な巧技を前に相手は茫然、先制弾をもたらし1-0とします。そのわずか1分後でした。今年度も絶対的エースとして君臨する#3 藤岡が鮮やかに追加点、2-0と流れを引き寄せます。その後も一方的に攻め立てる展開となりますが、開始11分たった一度のチャンスをものにされ2-1、ゲーム内容で圧倒するも、得点差はわずかに1と僅差で第1Qが終了します。

2Q

迎えた第2Q、再び圧倒したい慶應でしたが強度、激しさを増した試合を前に攻めあぐねます。安定しないクリアライドに度重なるファウル、両校流れを掴めぬターンオーバーの応酬に終止符を打ったのは#14 鈴木駿平でした。わずかにこぼれたルーズボールに即座に反応、オフェンスへと繋げると、この男が拮抗した展開に風穴を空けました。開始10分、#9 落合が右横から一閃、怪我で戦線離脱を余儀なくされた男の待望の復帰弾で3-1とし、相手を突き放します。しかし開始13分でした、一瞬の隙から法政十八番のフルフィールドオフェンスで失点。昨年に続き今季も健在のプレーを浴び、スコア3-2と突き放しては喰らいつかれる嫌な流れが漂う中、第2Qが終了します。

2024年六大学戦第二戦 法政大学戦

3Q

慶應の2分間の人数有利から始まった第3Q、ここで確実に点差を広げたい慶應でしたが、上手く活かし切れず、逆に長時間のDFを強いられます。我慢が続く中、#2 浜地の好セーブで窮地を脱すると流れは慶應へ。攻めては#3 藤岡、#51 石村らが果敢にショットを放つものの決め切れず。開始10分には#90 池田が決定的なビハインドショットを披露するも惜しくもスコアには至りません。そんな中再度「7」が躍動します。開始11分、#3 藤岡のフィードから振り向きざまのクイックショット。この日二度目のホットラインが功を奏し4-2、勝利を手繰り寄せ最終Qへ突入します。

4Q

勝負を決めるラスト15分。開始早々相手エースDFのフルフィールドオフェンスから始まるも守護神#2 浜地が死守、得点を許しません。試合が動いたのは開始7分、またも起点は#3 藤岡でした。裏でボールを受けるとカットインしてきた#91 野村にドンピシャリ。華麗な連携で5-2とし、一気に相手を仕留めにかかりますが、当然相手も黙っていません。開始8分、相手エースに決め切られ5-3、さらには開始9分に#90 池田、12分には#3 藤岡が決定機を迎えるも、相手ゴーリーの執念のスーパーセーブに遭いネットを揺らせず。フレッシュな新二年生を投入し、勝負を決めに行くものの牙城は崩れず、終了間際には再度相手エースに意地の一発を浴び5-4。怒涛の攻撃から1点差に詰め寄られるも、最後は#33 鈴木春海が丁寧にフェイスオフを獲得したところで試合終了。見事ヒリつく接戦をものにしました。

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試合結果

1Q 2-1
2Q 1-1
3Q 1-0
4Q 1-2

よって慶應の勝利です。ラスト数分崩れはしたものの、勝利を手にし見事六大戦2連勝、因縁の相手へのリベンジも果たしました。六大戦も残るは3試合。その全てを圧倒し、早慶戦、そしてリーグ戦へと弾みをつけるべく日々精進して参ります。
全日本選手権優勝、王座復権を成し遂げるその日まで引き続き熱い応援のほどよろしくお願いいたします。

photo by kevinkobayashi

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