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試合戦評

関東FINAL4 明治大学戦

平素より当部を応援してくださり誠にありがとうございます。

11/22に行われた特別大会FINAL4の試合結果をご報告致します。

相対するはBブロックでの熾烈な戦いを勝ち抜いてきた明治大学。特別大会優勝まであと2つに控えた負けられない戦いは、昨シーズンの苦い思い出が残る駒沢第1球技場で行われました。

1Q

FO#33 石井の安定感のあるFOで試合は幕を開けます。序盤は、オフェンス陣の素早いパス回しが明治ディフェンスを翻弄します。そして、開始1分、2年生ながらオフェンスの中核を担うAT#1 中名生幸四郎が中に切り込み、強烈なシュートで先制点をもぎ取ります。ここで試合の流れを掴みたい慶應。しかし、明治はそれを許しません。直後に得点し、試合を振り出しに戻すと、攻守の切替の早さを生かしたフルフィールドのオフェンスでさらに2得点を慶應から奪います。その後、点差を縮め、流れを引き戻したい慶應オフェンスですが、なかなか決めきることができず、苦しい状況のままこのQは終わります。

2Q

序盤は明治のファールによる人数有利を活かした、オフェンス陣の巧みなプレーが光りました。1Qの序盤と同様、素早いパス回しで明治ディフェンスを乱すと、AT#7 小川がクリースへとパス。AT#3 立石がしっかりと決め切り、点差を縮めることに成功します。
そして、やっと掴んだ流れをさらに後押ししたのが、頼もしいディフェンス陣でした。
高い予測能力を活かしてグラボで圧倒するDF#22 八星、視野の広さを生かして、明治の自由なパス回しを防ぐG#10 野上、俊足を活かしたランクリアで明治を置き去りにするDMF#23 足立などの素晴らしい活躍で、確実にオフェンスへとボールを繋げます。
そして、Q終盤、この想いに応えたのはMF#77 中林でした。相手の隙をつく、地面に突き刺さるようなバウンドシュートで待望の1点を掴み取り、明治に追いつきます。

3Q

序盤から両者得点を譲らない拮抗した展開が続きました。AT#31 中名生三四郎の鋭いサイドシュートなど、積極的にゴールを狙うオフェンス陣のプレーが光ったものの、明治ゴーリーに阻まれてしまいます。慶應ディフェンスも、LMF#17 川名による積極的なプレッシャーなど、堅牢なディフェンスで明治に付け入る隙を与えず、両者得点を許さない緊張感漂う時間が続きました。そして、Q中盤、ついに慶應がこの均衡を破ります。1点目を決めたAT#1 中名生幸四郎がゴールの隅に突き刺さる豪快なサイドシュートでリードを奪い、流れを一気に引き寄せました。その後、マンダウンなど、危うい場面があったものの、DF#97 中根之斗の巧みなチェックによるボールダウンやG#10 野上のビッグセーブにより、慶應が流れを掴んで離さないままこのQは終わります。

4Q

序盤は点差を埋めようとする明治の激しいオフェンスが続きました。しかし、DMF#23 足立とDMF#47 安藤の安定したオンボールディフェンスが明治に得点を許しません。そして、AT#3 立石のトップからの豪快なスタンディングシュートがゴールネットを揺らし、さらに点差を拡げます。
その後も、オフェンスでは、MF#0 根岸の明治を翻弄するシュートフェイクからのシュート、AT#31 中名生三四郎のチャンスを生み出すスピード感あるプレー。そしてディフェンスではDF#54 矢澤の気迫あふれるパスカット、DF#21 岡のオーバーヘッドチェックによるボールダウンなど随所で高い技術力を感じさせるプレーがチームを奮い立たせます。
終盤まで、双方がゴールを果敢に狙い続ける激しい展開が続いたものの、両者どちらも得点を許さないまま試合終了のホイッスルがなり、慶應は勝利を収めました。

試合結果

1Q 1-3
2Q 2-0
3Q 1-0
4Q 1-0

よって5-3で慶應の勝利です。
尚、今回の勝利を持ちまして関東FINALへの進出が決定いたしました。
我々の最後の戦い、早稲田戦に向けて熱い想いを燃やし続けます。

また、撮影機材を提供して下さったスポヲタ株式会社様、YouTube Live配信にて応援してくださった皆様、誠にありがとうございます。
皆様の応援が選手の力となりました。

photo by kevinkobayashi

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