blog
試合戦評

全日本選手権 Stealers戦

平素より当部を応援してくださり誠にありがとうございます。

12/19に行われた全日本選手権FINALの試合結果をご報告致します。

決勝の相手はStealers。各大学出身の歴代最強メンバーが集結した名実ともに最高のチームです。勝っても負けても今シーズン最後の試合。全部員が己にできる全てをこの試合に捧げる気持ちで臨みました。

1Q

試合開始のFOを相手に制され相手ポゼッションからこの試合は展開して行きます。しかし相手のパスミスですぐにポゼッションを獲得します。パスを回して攻撃を展開するも、ボールがこぼれたところでクリアをされてしまい再び守りの時間が始まります。そしてグラボからピンチが生まれてしまいそれを脱しようとしたところで勢いあまりファウルを取られ、マンダウンのピンチを迎えてしまいます。しかしこのピンチを1点も許すことなく乗り切りました。慶應ポゼッションに変わったのちにクリースパスにより絶好のチャンスを迎えますが相手Gの好セーブを前に阻まれてしまいます。相手にポゼッションが移り相手OF陣の巧みなパス回しによって先制点を許してしまいます。しかしその直後、#30 齋藤侑輝から#1 中名生幸四郎へのパスが通り試合を振り出しに戻しました。さらにその後#1 中名生幸四郎が相手DF陣を華麗に抜き去ったのちに1点を追加し、リードを保ったままこのQを終えます。

2Q

マンダウンで始まったこのQ。相手のパスミスから起きた混戦グラボを#17 塩原健司が完璧に掬いターンオーバーを作りました。そして再び#1 中名生幸四郎がゴール前へと切り込み自身そしてチームにとっても3点目となるスコアを得ます。さらにこの攻撃後のFOに#63 阿曽寛之が勝利し慶應のポゼッションは継続。この勢いを活かし切り#11 貝柄海大が得意の1on1からショットを放ち点差を3点に広げます。そしてこのQの最後に本日3度目のマンダウンのピンチを迎え、低い位置からショットを放たれますが#2 藤井凱章の神速のセーブにより得点を許しません。3点差を保ったまま前半が終了します。

3Q

相手のポゼッションからこのQは始まりました。開始直後昨年度主将の立石からショットを放たれるピンチを迎えますが#2 藤井凱章の体を張ったセーブによりピンチを脱します。この後何度か攻守が入れ替わったのちの慶應のポゼッション。相手のDFが作った一瞬の隙を突き、#1 中名生幸四郎から#7 小川司へとパスが通り点差をさらに4点へと広げました。その後も相手に2Q連続で1得点も許すことなくリードを保ったまま最終Qへと進みます。

4Q

このQが終わる時、日本一のチームが決まる。そんな緊張感が会場を再び支配し始めた中でFOが開始されました。#63 阿曽寛之がこのFOにも勝利し、慶應のポゼッションが開始します。そしてすぐさま超攻撃的OFが展開され#1 中名生幸四郎から#11 貝柄海大への正確無比なパスが通りさらに追加点を挙げました。我々の勢いはまだ止まりません。FOから再び得たポゼッションで相手DF陣が一瞬停滞したところで#1 中名生幸四郎が相手を巧みに抜き去り自身4点目、慶應にとっての7点目を獲得。点差が6点に広がり勝利がかなり現実味を帯びてきました。しかし、最強が集結した相手に安全圏といえる点差は存在しないことをすぐさま全員が理解することになりました。相手ポゼッションの最中発生したグラボによりDFの陣形が一瞬崩れたところですぐさまゴールを決められてしまいました。さらに得点後のFO直後にファウルを取られマンダウンのピンチを迎えます。そしてまさに0角度という所からショットをきめられ、点差を徐々に詰められてきてしまいます。得点後のFOからポゼッションを獲得しますが再び奪取されその奪われたポゼッションでさらに1点詰められてしまい、点差が3点へと縮まってしまいました。勢いに乗った相手を前にこの後も何度もピンチを迎えますが体を張ったDFを展開し、追加点を許しません。そしてピンチを脱することで得た勢いを活かし、#30 齋藤侑輝から#7 小川司へのクリースパスが通り8点目を獲得しました。この後一進一退の攻防を経て再びの得点を許しますがこの時点で残り時間は1分。死に物狂いで攻めてくる相手を全力で抑え、ボールが地に落ちたところで#57 小川健がそれを掬いすぐさま相手陣地に遠投をしたところで試合終了。慶應の全日本制覇を告げる笛の音が響き渡りました。

試合結果

1Q 2-1
2Q 2-0
3Q 1-0
4Q 3-4

よって慶應の勝利です。ついに我々の目標、23年ぶり6度目の全日本選手権制覇を果たしました。
皆様の応援が我々の力になりました。熱いご声援本当にありがとうございました。来シーズンも変わらぬご声援の程宜しくお願い致します。

photo by kevinkobayashi

PARTNER

共に情熱を燃やしてくださるクラブパートナー様

OFFICIAL SNS

各種SNSでも最新情報を発信中