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試合戦評

全日本大学選手権FINAL 関西学院大学戦

平素より当部を応援してくださり誠にありがとうございます。

11/28に行われた全日本大学選手権FINALの試合結果をご報告致します。

決勝の相手は関西学院大学。全日本選手権出場をかけた、そして学生王者の座がかかった試合。
選手達や応援団の期待が会場を埋め尽くす中決勝の火蓋が切られました。

1Q

今シーズン全ての試合で先制点を取得してきましたが、この試合はこれまでとは展開が異なりました。Q開始から慶應OFが今ひとつ攻めあぐねているところで初の全学優勝を狙う相手の熱のこもったOFに先制点を許してしまいます。先行き不安かのように思われましたが、この1つの失点が眠れる獅子を起こしました。スコア明け後のポゼッションで#11 貝柄海大が持ち味のキレのあるダッヂからのランシューですぐさま試合を振り出しに戻します。このスコア後のFOに#33 石井ヴィクトール慶治が勝利し、ポゼッションを獲得するやいなや#37 入谷公基から#1 中名生幸四郎へのパスが通り1点を追加しました。この直後相手に危険なエリアからのショットを放たれますが#2 藤井凱章のセーブでリードを守ります。このセーブ後のクリアで得たポゼッションで#1 中名生幸四郎から#30 齋藤侑輝へのパスが通り3点目を得ます。さらにこの勢いはとどまるところを知らず、#1 中名生幸四郎が自身2点目となる4点目を獲得しました。3点もの点差をつけこのQを終えます。

2Q

Q開始から4分。Qの切り替わりにより先ほどまでの流れが一度止まってしまいます。そしてその停滞した時間を相手は見逃さず点差を1つ詰められてしまいました。しかし、この失点で再び慶應OFは勢いを取り戻しました。#51 清水崇弘が俊敏な切り返しで相手を翻弄し、チームに5点目をもたらしました。このQはこの後得点に動きが生じることのないまま攻守をお互いに取り合い、ピンチを互いに潰しあう展開が続きました。そして慶應は3点差を保って前半を終えます。

3Q

3点ものリードを持ったまま後半へと突入しました。FO後相手ポゼッションが展開され慶應にとって嫌な時間が続くかと思われましたが、本試合注目選手の#21 岡慎之介が相手の頭上からクロスを振り下ろしボールダウンをさせました。このプレーによってポゼッションを奪うことはできませんでしたが相手のOFに綻びが生じ、結果的にポゼッションチェンジにつながりました。その後再びポゼッションを奪われますが、相手のパスミスが生じたところで#22 八星輝がグラボし、#4 榊田大貴へのロングパスを通しました。そしてそのままゴーリー不在のゴールへ長距離シュートが収まり6点目が入りました。その後激しく攻守の交代を繰り返したのちゴール裏の#1 中名生幸四郎から#11 貝柄海大へのパスが通り、自身2点目チームとしては7点目が入りました。このまま5点もの点差を保ち最終Qへと進みました。

4Q

Q序盤にこの試合初となるマンダウンのピンチを迎えますが相手に得点を許すことなく凌ぎ切ります。そしてポゼッションをお互い取り合いつつもスコアに動きがないままQの半分が終わろうかというところで#30 齋藤侑輝から#7 小川司へのパスが通りそのまま中へ切り込んでショットを放ちさらに1点を追加しました。しかしこのスコアの後FOへのクロスチェックでイリーガルクロスと判定されてしまい、3分間のマンダウンとなります。さらにその後もう1つのファウルも重なって2人分の人数不利のピンチを迎えます。そしてすぐに点差を1つ詰められてしまいました。しかしさらなる追加点を許すことなく、なんと人数不利の状態でのさらなる得点を#30 齋藤侑輝が決め9点目を獲得しました。そしてこの6点もの点差を確保した直後試合終了を迎えました。

試合結果

1Q 4-1
2Q 1-1
3Q 2-1
4Q 2-1

よって慶應の勝利です。そして我々は4年ぶり5回目の全大学制覇及び全日本選手権出場を果たしました。
いよいよ我々の目標である全日本選手権制覇まで残すところ1試合となりました。最後まで熱い応援のほどよろしくお願い致します。

photo by kevinkobayashi

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