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試合戦評

関東予選初戦 一橋大学戦

平素より当部を応援してくださり誠にありがとうございます。

9/12に行われたリーグ開幕戦の試合結果をご報告致します。

今年度こそ全日本選手権優勝の目標を果たすべく”DEVOTE”というスローガンを掲げ今まで以上に心血を注いできた我々の戦いの火蓋が切って落とされました。

初陣の相手は一橋大学。殺気すら感じられるほどに張り詰めた空気の中試合が始まりました。

1Q

開始から1分程経過したとき、早くも試合が動きました。AT#1 中名生幸四郎からAT#7 小川司へのパスが通り慶應に貴重な1点目がもたらされました。得点後相手ポゼッションを許しますが、相手が放ったショットをG#2 藤井凱章がセーブし再びOFの機会を得ます。このチャンスを生かしたのはAT#1 中名生幸四郎でした。ゴール裏から見事なまでのまくりシュートを決め切りました。この後慶應OFが再び始まりますが、ショットをセーブされ相手のクリアが始まりました。しかしGからのパスが地面に落ちたところをすかさず我らが主将DF#22 八星輝が華麗にグラボしました。ここから始まったOFの機会をチェイスを何度も取り切り逃しません。そしてついにAT#7 小川司からのパスをAT#1 中名生幸四郎がクイックで決め切り3点差をつけました。この後何度かOFとDFを繰り返し、相手クリアのロングパスが相手OFに通り初の失点を許し、このQを終えました。

2Q

相手OFからこのQは始まりました。ポゼッションを得ることができない時間が続いた結果、相手に攻め込まれ1点差へと詰められました。得点後も相手ポゼッションになり、我々には厳しい時間帯が続きます。相手OFが巧妙にパスを繋いでチャンスを伺いますが鉄壁のDF陣はそれを作らせません。その後チェイスを勝ち取ったことから慶應にOFのチャンスが訪れます。このチャンスをMD#11 貝柄海大が強みであるキレのあるダッヂを生かして切り込み点差を2点に広げました。しかし、再び相手にポゼッションを与え先ほど広げた点差を戻されてます。新たな得点を獲得することはできずとも1点のリードは守り切った状態でこのQを終えました。

3Q

Q開始直後慶應はOFを展開しますがショットを放つことまで繋げることができないまま時間が経過しストーリングの反則を取られます。そして相手にポゼッションを与え、危険な位置からのショットチャンスを与えてしまいますがG#2 藤井凱章の好セーブにより危機を脱します。点差をさらに広げたい我々は得点の機会を積極的に狙います。その後も攻守が何度も入れ替わる一進一退の攻防が続きます。そして慶應は得点を取り切ることができない流れを断ち切るためにタイムアウトを取ります。タイムアウトからOFを再開した直後MD#11 貝柄海大が神速のショットを放ちゴールを揺らしました。その後も相手に何度か攻められるも捨て身のチェイスなどにより相手に得点の機会を与えることのないままこのQを終えます。

4Q

2点ものリードを抱えたまま迎えた最終Q。勢いを持つ我々はさらなる得点を狙います。OFから始まったこのQ、パスを丁寧に回し得点の機会を探っていきクリース間際での競り合いの末MD#37 入谷公基がアクロバティックなゴールを決め点差をさらに3点に広げます。その後DFミスでマンダウンのピンチが訪れますが好セーブでこれを切り抜けます。第3Qのように攻守が素早く切り替わる展開が続く中先程とは打って変わり相手のファウルによりエキマンのチャンスを得ます。しかし人数有利が解除された直後一瞬の崩れを攻め込まれ得点を許します。FO後の相手OFを乗り切ったのちのクリアからの速攻を成功させ、AT#39 小笠原洋允がG1on1を制して3点差へと点差を広げます。残り3分を切ったタイミングでの3点差で誰もが勝利を間近に感じた時、相手からFOのクロスがイリーガルクロスではないかという申請が出されました。運悪くクロスは規定外のものであり試合終了までのマンダウンが宣告されました。とはいえ3点差もあれば、と誰もが考えていましたがトップクラスの試合における人数不利は恐ろしいものでした。立て続けに2点もの得点を許し残り1分以上のところで1点差にまで詰められます。なおも続くマンダウン、相手は攻撃の手を緩めず左上からのショットを放ちました。誰もが絶望を覚えた刹那、G#2 藤井凱章の最高のセーブでなんとか1点差を守り切ります。そして再び相手がショットを放ち枠外に溢れたところでの競り合いのさなか試合終了を告げる笛が鳴り響きました。

試合結果

1Q 3-1
2Q 1-2
3Q 1-0
4Q 2-3

よって7-6で慶應の勝利です。

辛勝とはいえ初戦を7点もの得点を挙げ勝ち切ることができました。全日本選手権優勝の目標に向かって、これからさらに1つずつ確実に勝利を重ねていきます。

撮影機材を寄付してくださった三田ラクロス倶楽部の皆様この場をお借りして感謝申し上げます。また、OB・OGの方々、保護者の方々、並びに日頃より当部を応援してくださる全ての皆様に感謝申し上げます。全日本選手権優勝に向けさらに邁進していきますので変わらぬ熱い応援の程よろしくお願い致します。

photo by kevinkobayashi

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