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試合戦評

【2022ウィンター】試合結果報告・戦評

こんにちは。
1年MGの飯田紗良です。
 
今回は、2022年度新人戦ウィンターステージ(※以下ウィンター)の試合結果を報告させていただきます。
 
ウィンターには、大学からラクロスを始めた「アーセナルチーム(以下アーセ)」が出場します。
3ヶ月ぶりの公式試合となり、サマーで経験した悔しい想いを晴らしたい、そんな気持ちを胸に挑んだ大会です。
 
1回戦
対東京大学
1-3で慶應の敗北
 
2回戦
対青山学院大学
1-0で慶應の勝利
 
結果、予選敗退となり決勝進出はかないませんでした。
 
1試合目、1Qはフェイスオフでポゼッションを奪われ東大ボールから始まります。
OF時間が短い中、青木(MD#67)がスタンシューを打ちましたが相手ゴーリーの好セーブによって決まらず。その後、相手にショットを打たれましたが守護神松本(G#62)が体を張り見事セーブしきります。しかし、前半5分が経過した頃、相手に先制点を許してしまいます。
その後も続けてショットを打たれますが、またも松本(G#62)が俊敏な動きでセーブ。相手の追加点を許しません。しかし慶應も思い通りのプレーを進めることができず、池田(AT#46)がまくりショットを打つも、相手ゴーリーによってセーブされてしまいます。その後もショットを打たれたものの、松本(G#62)の活躍によりゴールを守り抜き、さらに関根(DF#57)、関(MD#81)、影山(DF#90)の巧みなDFプレーにより0-1で抑え、1Qを終えます。
 
なんとしてでも点を取りたい2Qですが、またもや相手ボールから始まります。
山田(AT#43)が勢いのあるランシューを打ちますが得点ならず。慶應のファウルで1分の人数不利の状況となり、ショットを打たれますが、松本(G#62)がセーブし窮地を乗り切ります。
しかし、再び慶應のファウルにより再度グラウンドに不穏な空気が流れる中、ついに相手から鋭いスタンシューが放たれ、スコアは0-2を迎えます。
その後もフェイスオフで東大ボールから再開し、そのままランシューを打たれ0-3となります。流れが東大に持って行かれている中、関(MD#81)がグラボをすくい、山田(AT#43)が華麗なまくりショットを打ち、スコア。3-1となります。この勢いで相手に追いつきたいところでしたが、ショットのチャンスを掴めないまま、東大戦は終わりを迎えました。
 
2試合目の青山学院戦は、関根(DF#57)のロングフェイスオフで慶應ボールから開始しました。
開始早々、相手からショットを打たれますが、松本(G#62)が好セーブをし、得点を許しません。そこから相手のOF時間が続く中、関(MD#81)、増田(DF#80)、影山(DF#90)の粘り強いDFによりゴールを守り抜き、相手のショットのチェイスを吉田一生(DF#73)がとって慶應のOFに持ち込みます。
そんな中、青木大宙(MD#67)がランシューを放ちますか相手ゴーリーにより弾かれてしまいます。さらに、池田(AT#46)のファウルにより慶應の人数振りの状況となってしまいますがなんとか死守し、1Qラスト2分、中西海(MD#13)が強烈なランシューを打つもゴーリーに阻まれ、 0-0で終わります。
 
続く2Qも、関根(DF#57)の力強いチェックにより慶應ボールから始まり流れを掴みます。そのまま見事にボールを受け取った石川(MD#79)が高速なランシューを打ち放ち先制点を勝ち取ります。
相手ポゼッションから再開しますが、慶應のファウルにより1分の人数不利の状況に陥ります。緊迫感に包まれた空気の中DFが壁を作り上げ、無事点を取られることはなく危機を乗り越えます。
その後は池田(AT#46)が、ショットを放つも弾かれ、得点ならず。相手のOF時間が続き積極的にショットを打たれますが、今回のMVPともいえるであろう我らがアーセナルG松本(G#62)は相手に一切の隙を与えません。
そのまま試合は動かず、1-0で青学戦は終了しました。
 
全員が熱い想いで挑んだウィンターは、結果、決勝進出にはなりませんでした。
 
コーチの皆様や、選手のみんな、本当にお疲れ様でした。
入部から今まで、アーセナルのみんながラクロスに真剣に向き合っている姿勢を近くでずっと見てきました。たった1限の空きコマでも壁当てに行ったり、負けた試合の後は悔しいからと筋トレに行ったりするところ、本当に尊敬しています。
ラクロスに対する姿勢だけではなく、練習の時に進んで仕事をしてくれたり、スタッフを気遣ってくれたり、そういったことの一つひとつが彼らの誠実さにつながっており、「愛されるべきチーム」であったと、心からそう思います。
 
今回は無念の結果となりましたが、彼らはそれ以上に素晴らしいものを見せてくれました。強すぎるほどの個性を持っていると思いきや、練習や試合では不思議と一つになり同じ目標に向かって努力しているみんなは本当に輝いていました。
 
これから、アーセナルは解体となり新しいそれぞれのチームで活躍していくことになります。アーセナルとしての姿を見られなくなることは少し寂しく思いますが、この悔しい結果を糧にこれからも努力するみんなであり続けていてほしいと願うばかりです。私もスタッフとして、彼らがどのチームにいてもそれぞれの良さが輝き続けられるように、輝きが増せるように、一生懸命努力しながらサポートしていきたいと思います。
 
この度は寒い中、会場にお越しくださり誠にありがとうございました。
 
今年度のチームスローガンは「PRIDE」。
それを自分たちの代から体現すべく、選手・スタッフ一丸となって日々努力して参ります。
 
今後とも応援の程、よろしくお願いいたします。

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