【新人戦ウィンター ブログ】
こんにちは。
1年MGの馬渡愛梨紗です。
今回は2021年度新人戦ウィンターステージ(※以下ウィンター)の試合結果をご報告させて頂きます。
この大会には、大学からラクロスを始めた「アーセナルチーム」が参加します。
9月には社会人チーム主催の一年生大会がありましたが、公式戦には初めての出場です。
彼らにとって負けたらアーセナル解体という強い緊張感の中で挑んだ約8ヶ月間の集大成となる大会でした。
一回戦
対早稲田
1-2で慶應の敗北
二回戦
対大東文化・国士舘・埼玉連合チーム
6-0で慶應の勝利
結果、予選敗退となり決勝進出は叶いませんでした。
一試合目1QはFOからの相手のクリア成功で暫くの間慶應のDF時間が続きます。
思い通りに慶應のOFにもっていくことができない苦しい時間が続きますが、相手のショットを舘山(G#62)がセーブし続けゴールを守ります。
その後も慣れないグラウンドで足元が不安定な中、互いにボールダウンをしあい混戦のグラボが何度も起こります。
慶應のファールにより1Qで二度、慶應のマンダウンがありましたが、アーセナルの結束力で無事にピンチを乗り切り、0-0で1Qが終わります。
同点で始まり何としてでも先制点をとりたい2Qですが、前半は相手のOF時間が続きます。しかし、開始5分半頃小川豪(DF#88)のプッシュにより慶應ボールとなり、そのロングパスを受け取った谷(MF#49)の見事なスタンシューがゴールを打ち抜き慶應が先制点を勝ち取ります。
このまま相手のスコアを防ぎたいラスト4分、慶應のイリーガルボディチェックにより慶應のマンダウンが起こります。全身全霊をあげてセーブし続けますが、マンダウンラスト5秒でスコアを許してしまいます。その後も試合終了間際にスタンシューを決められ1-2。
そのまま試合終了となり、敗北の結果となりました。
二試合目では1Q開始早々慶應側がグラボをすくいショットを打ちOFの流れを作ります。その流れを維持し波に乗った田代(AT#55)の安定したクリース前ショットにより慶應が先制点を獲得します。
その後もOFの勢いは収まりません。相手のファールにより慶應のエキマンが続きますが田代(AT#55)の強烈なスタンシューで2-0となり、続けて松本(AT#31)のスタンシューで3-0、再び田代(AT#55)の本試合3点目となるスタンシューで4-0となります。
二試合目1Q中相手に1分のOF時間も与えずアーセナルの真の実力を見せつけられました。
続けて2Q序盤では互いにポゼッションを取り合いなかなか試合が動きませんが、DF陣のボールダウンやチェックにより失点を防ぎます。
そのままラスト2分で鈴木(MF#89)のパスがわたり松本(AT#31)の華麗な決め切りスタンシューで5-0となり最後までその勢いは止まりません。
このまま失点を防いで終わりたいと気を引き締め臨んだラスト1分ですが、ラスト30秒で4か月の長いリハを乗り越えた長瀬(MF#50)の右上からの力強いランシューが綺麗に決まり6-0となり無事無失点で試合終了となります。
アーセナルの選手のみんな、アーセナルコーチの皆様結成から約8か月本当にお疲れ様でした。
常にひたむきに努力をし、お互いに刺激し合いどんどん成長していく彼らは本当に輝いています。時には怪我をして思うように練習ができなくなったり、コーチに厳しいことを言われて落ち込むこともあったと思います。そんな中でも後退せず現状と戦い前進し続けようとがむしゃらに戦う姿がこの8ヶ月間たくさん見られました。
私自身も同じ1年生として彼らの一生懸命な姿に励まされることが多かったです。その励ましが彼らがより一層ラクロスに励めるように全力でサポートしていきたい、一緒に成長していきたいと思う気持ちに繋がっています。
アーセナルはこのウィンターを最後に解体し、それぞれのチームでまた新しい目標を見つけて頑張っていきます。アーセナルチームで共に奮闘した8か月は彼らにとってかけがえのない時間であったと思います。今回のウィンターでの悔しさをバネにさらなる成長をとげ、彼らが今後トップチームで活躍していくことを期待しております。
今年度チームスローガン「DEVOTE」を体現すべく、選手・スタッフ一丸となって日々努力して参ります。
今後とも応援のほど、よろしくお願い致します。