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特集

【早慶戦への想い3】

平素より大変お世話になっております。
 
理工学部機械工学科2年MF#11の中根卓馬と申します。
 
4月とは思えない連日の暑さとともに新年度が始まり、1ヶ月が経とうとしています。
 
右も左もわからないままラクロス部の門をくぐってからはや1年。 4時起きの生活にも慣れ、ラクロスを始めたのがつい先日のことのように感じられるほど、充実した日々を過ごしております。
 

さて、今回のテーマは早慶戦ということで、私なりの早慶戦への思いを綴ろうと思います。
 
思い返せば昨年の早慶戦。ラクロスのルールも先輩方の名前もわからなかった私ですが、それでも会場の圧倒的な雰囲気と応援、そしてなによりも先輩方のプレーする姿を見て、
 
「ラクロスって、ばかカッコイイ!!」
 
と思い、同時に、
 
「来年、必ずこの場所に立ちたい、立つために、この1年間頑張ろう」
 
と心に決めたのを覚えています。
 
そして時が経ち、現在私は幸運なことにAチームの一員として活動させてもらっています。
しかし、Aチームに入ってからの2ヶ月強。六大戦をはじめとし、様々な試合に出場する機会を与えていただいていますが、これといった結果は出せず、それどころか簡単なミスをしてチームに迷惑ばかり掛けてしまっています。
そのため、このまま自分がAチームにいていいのだろうか、自分よりもっとうまい選手がいるのではないか、と考えてしまうこともあります。

しかし、実際にはそんなことを考えてもラクロスがうまくなるわけでも、現状が変わるわけでもありません。
今の私にできるのはただひたすらに与えられたチャンスにしがみつき、一人でも多くの先輩方の技術を盗み、そして、追いつき、追い越すことだと思っています。
 

早慶戦まで、残り3週間。
せっかく与えていただいたチャンスを逃さないよう、より一層積極的に頑張っていこうと思います。
 
そして、私をAチームの一員として認めてくださる先輩方、共に切磋琢磨してきた同期のアーセナル、さらに一年間お世話になったアーセナルコーチの方々への感謝の想いを込めて、早慶戦という憧れの舞台で何か爪痕を残したい。
 
これが私の早慶戦に掛ける思いです。
 
 
5月20日、満員の日吉陸上競技場に勝利の若き血を響かせましょう。

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