【新体制Cチーム】
平素よりお世話になっております。
法学部政治学科4年、CチームDFコーチの田村睦と申します。
私が今、本気で追い求めているもの、それは、
『妥協の日本一』
去年、7月。靭帯断裂。
まさか俺が。受け入れきれない自分がいました。
悔しくて、目標を見失いかけました。それでも、まだやれることはあるはずだ。
悩み、考え続け、
Cチームのコーチとして、最後の1年間、自分の全てを捧げると決めました。
Cチームと言えば、ラクロスに対するやる気をなくし、熱量を注ぎきれない選手達の集まり。
そう思っている人も少なくないはず。私もその1人でした。
しかし、コーチを始めて早1日。
私の中の常識は見事に覆されます。
「おい、おい!
こいつら、全力で、熱くて、最高にハッピーじゃんか!」
それでもCチームにいるのは、
ちょっと方向性がズレちゃったり、ちょっと不器用だったり、ちょっと休憩中なだけ。
そんな、”ちょっと”足りないCチームの練習や試合は、
『最高に全力で、最高に熱くて、最高に楽しい』
全力でボールに寄り、なりふり構わず声を張り、仲間のプレーに歓喜する。
最高だ。
後は、この”ちょっと”を埋めてあげること、それが私達コーチの役割なんだと思います。
OFコーチとして、一緒にCチームを盛り上げている、佐藤大樹とよく言っていることがあります。
『Cチームから、慶應の日本一を掴み取る。』
Cチームの全力が、他のチームを突き動かす。
Cチームから飛び立った選手の全力が、他のチームの選手を突き動かす。
そうやって伝わっていく”全力”が、慶應を日本一へと近づける。
『”全力”は、伝播する。』
Cチームの使命は、
“全力で、熱くて、楽しい、最高なCチーム”
であり続けること。
そのために私は、今もこれからもずっと、全力で、熱く、楽しんでいたいと思います。
私が入部当初イメージしていた”日本一”は、自分がフィールドに立ち、活躍することで手に入れることができるもの、でした。
しかし、今目指している日本一は、そこからは程遠いものです。
入部当初からみたら、
“妥協の日本一”
なのかもしれません。
それでもこれが、今の私が本気で目指す”日本一”、いや、今の私だからこそ目指せる、”最高の日本一”です。
『私の人生はいつでも挫折から始まる。』
挫折には慣れています。いつだってそう。
負けを知っているからできることもある。
ただ、挫折のままでは終われません。
最高の仲間と共に、最高のCチームと共に、
今に全力で、最高に熱くて、すっごい楽しいラストイヤーにします!
そして、必ず”最高の日本一”を手に入れます!!
最後に。
今やっているほとんどのことは、この後続く長い長い長い人生で、必ずもう1度取り組むチャンスがきます。
しかし、学生として、慶應というチームで、熱すぎる仲間と、共にラクロスをすること、共に目標を追うことは、一生に”今”しかできません。
4年になって、そしてコーチになって改めて心から思うことです。
『”今”を全力で楽しんでいますか?』
おっと、こんな時間!ビデオ観て、DFの動きを確認!そんで、ウエイトトレーニングだ!
失礼致します。