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特集

【早慶戦への想い1】

平素より大変お世話になっております。

商学部4年MD#22の山本陽亮と申します。

まだ4月というのに日増しに上昇していく気温に苦戦を強いられる毎日です。
ただこの暑さの中で部活をできるのが最後の年かと思うとこの暑ささえも少し愛おしく思えてきます。と書きかけましたがそんなことは無いです。
暑いの嫌です。長野帰りたいです。

冗談はさておき、今回のテーマは早慶戦です。

私にとって人生初めてのラクロス観戦は3年前の早慶戦でした。
先輩方のスピード感と激しさ、そして何よりスタンドからの大声援に圧倒されたことを思い出します。

「自分もいつかこの舞台で活躍したい」この強い想いが私の原動力の一つとなりました。

しかし現実は甘くありません。
アーセナルが解散してからはずっとCチームで試合に出る機会もなく、ラクロスの楽しさを感じられなくなっていました。目標もなくただ慶應ラクロスという組織にしがみつき、遂にはDチームまで落ちてしましいました。

同期の活躍を見ては嫉妬し、そんな自分をますます嫌いになっていきました。この時期は本気で部を辞めることも考えていました。
ここで辞めずにいられたのは早慶戦やリーグ戦で抱いた先輩方への憧れを忘れられなかったからです。自分があの舞台で活躍している姿を想像し、自分を奮い立たせて、再入部する気持ちで部活に臨みました。

そんな私の転機となったのは、2年生の2月に学年で出場したサンフラワーカップ(CROSS CROSSE 2017)です。
同期の経験者組とアーセナル出身者の混合チームで試合に挑みました。
大会一ヶ月前から通常の練習のあとに学年練習を行い、身体的にはキツかったものの、普段はともにプレーできないAチームの同期とプレーすることで徐々にラクロスの楽しさを思い出しました。

不思議と「楽しい、ラクロスが好きだ」と感じてからは技術が向上していき、さらにうまくなりたいという思いがどんどんわいてくる好循環に入りました。

そして昨年遂に早慶戦出場を果たします。4年生の先輩方や同期のおかげでのびのびとプレーをすることができました。忘れられない最高の経験です。

昨年同様早慶戦という最高の舞台を楽しむことはもちろんですが、今年の私には150名の部員の代表としてチームを勝利に導く責任があります。
最後の最後まで全身全霊で戦い抜く覚悟があります。

一度は諦めかけた私を引き上げ、ともに歩んできた同期や、チームに迷惑を欠けた私に再チャンスをくれた先輩方、慶應ラクロスを愛する全ての方々への感謝の気持ちを体現します。

5月20日、日吉陸上競技場でともに勝利の若き血を歌いましょう。

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