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日記リレー

【日記リレー2024 VOL.3】「存在価値」~大高幸馬(4年/法学部政治学科/TR/慶應義塾高等学校)~

石村からバトンを受け取った4年トレーナーの大高幸馬です。
とんでもない紹介文をありがとう。彼と共に映った写真を日記リレーに使おうと一瞬思っていましたが、そんな僕を殴りたいです。加工アプリで石村の存在は抹殺しておこうと思います。
荒瀬の期待と反して日記リレーは至って真面目で良い内容になっていました。このまま真面目な日記リレーで終わらせればいいものを、それを彼のキャラが許さないのでしょう。人の紹介でボケて少しでも面白くしようとしていて大変迷惑しています。

彼にとって面白いことが真実であり、多くの人が彼から発せられる真実(デマ)に苦しめられてきました。その抜群の発信力をボールアップや撤収の時にも発揮できたらと思うばかりです。字数と皆さんの時間が勿体無いので彼のことは「いい人だけどキャラのせいかどこか勿体無い男」と雑に紹介して本文に移りたいと思います。

はじめに日頃より弊部の活動を応援してくださっている関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

ついに、僕の番が回ってきました。テストに追われ、書くことを迷っていたら案の定期限は過ぎてしまいました。こういう期限は守ってきた方ですが、おそらく日記リレーの魔物がいるのでしょう。そいつのせいだと思うのですが、広報の皆様ごめんなさい。
僕からは自分がスタッフとして意識してきたことを話そうと思います。

スタッフはプレーすることもなければ誰かに評価され序列をつけられることもありません。他のスタッフとの差別化も難しく、サボろうと思えばいくらでもサボれるし、それでも自分以外の努力によって部は回っていきます。
ただ、それで自分は日本一のチームのスタッフと胸をはって自己紹介できるでしょうか。
確かに選手にはできないことも多いため、適度に仕事をこなすことで一定の存在価値を見出すことはできると思います。ただそれはスタッフそのものの存在価値であって、自分自身の存在価値の証明にはなっていないと僕は思います。
自分じゃなくてもできるようなことしかしていないのであれば、それは日本一のスタッフではなく、日本一のチームにたまたま入部できたスタッフになってしまわないでしょうか。

僕が一年生の時にチームが日本一になってから、日本一のチームのスタッフが自分でなければならない理由を作ることこそが自分の存在価値の証明につながると信じて、ここまで色々な仕事に挑戦して頑張ってきました。
具体的にはCチームの渉外担当、グラウンドの予約、会計、海外遠征担当と他のスタッフと比べて仕事量自体は多い方だと思います。
仕事量が多いから存在価値がある、偉いということではなく、これが自分なりの存在価値の証明方法でした。僕は広報のようにインスタに載せるかっこいい画像を作ることもできなければ、トップチームのレベルでの審判、ベンチのフライ管理ができるわけでもありません。

ただ真面目ということ以外これといった強みもないですが、やると決めた仕事を甘えずに真面目に取り組んできました。
これが、スタッフが自分でなければならない理由になっているかと言われたら分かりませんが、その努力が大事であると勝手に自己肯定してやり切ってきました。この文章が後輩のみんなにとって慶應スタッフが自分じゃなきゃいけない理由を考えて作るきっかけになれば嬉しいです。

スタッフとして意識してきたことを長々と話してきましたが、スタッフ組織は基本的にチームプレーです。僕は個人的に「多くの仕事を真面目にこなす」ということを存在意義だと思って4年間頑張ってきましたが、最低限のことさえやれば自分の出来ないことは人に任せてもいいと思っています。自分の苦手なことを得意としているスタッフが、必ずいるはずです。その分、自分も何か他のスタッフができないこと、苦手なことをその人の分まで頑張ればいいだけです。そうすれば、どんな仕事も高いレベルでこなすことのできるスタッフ組織になっていくと僕は信じています。

長くなってしまいましたが、最後に恒例の感謝コーナーだけ入れて終わろうと思います。

榊田さん、加賀さん
何も知らない方はいきなり出てきてびっくりされるかもしれませんが、僕が一年生だった時の4年生で、全日本選手権決勝でテーピングを巻かせていただいたお二人です。
今考えても1年生に最後の試合のテーピングを任せるのは意味のわからないことですが、とても貴重な体験でこの4年間の原動力になっていました。本当にありがとうございました。

テーピング民へ
最近テーピングを指名する人が減ってきましたが、指名されるのはすごく嬉しいしモチベーションにつながります。ぜひ同期先輩後輩関係なく一番いいと思ったトレーナーをどんどん指名してくれたらと思います。

後輩trへ
普段冗談しか言わないのでここで少しだけ真面目な話をしておきます。
まずはこんな先輩についてきてくれていつもありがとう。まだまだやらなきゃいけないことも多いけど手が足りておらず申し訳なくもあります。
トレーナー組織は本当に人が良くて、居心地がいい組織だと思いますが、まだまだ未熟でトレーナーとしての信頼も得られていないように感じます。
一つ一つの仕事において、甘えていないか今一度見直して欲しいです。傷病報告、テーピング、選手の怪我の対応、その後の確認などなど。
毎回テーピングをシワ一つ作らずに巻くことができていますか。練習後にテーピングの感想を確認していますか。人によってテーピングの好みや痛む動作は違います。プレーしないとわからないこともあるはずです。リーグ戦の指名がないということはまだ何かが足りないのではと思うくらいこだわって巻いて欲しいです。
一つ一つの仕事を丁寧に、こだわることで自然と信頼もついてくると信じています。以後甘えているやつはぶっ叩きます。
最後まで一緒に頑張ってくれたら嬉しいです。

同期へ
一年の頃から同期がリーグ戦に出ていることがモチベーションとなってきたしすごく恵まれた代だと感謝しています。あとは大きな怪我がないように最後までプレーしてくれたら嬉しいです。スタッフもここまでありがとう。日記リレーでも書いたみたいにそれぞれが自分の強みをしっかりと持っているいい代だと思っています。最後までやり切って後悔のないように頑張ろう。

家族へ
いつもありがとう。おかげで学生生活好きなことに全力で打ち込めてきました。卒業はおそらく問題なくできるはずです。おじいちゃんおばあちゃんにはこれからも健康に気をつけて長生きして欲しいです。大学生活も短くなってきたけどこれからもよろしくお願いします。

次は小川豪くんです。
ラクロス部にはいい人が多いですが、その中でも一際いい人の小川豪くんです。
僕と真逆でいつもまったりしていて、話していると優しさも相まって落ち着きます。心がすさんでいる人はぜひ彼と話すと心に平穏が訪れることでしょう。石村くんによってズタボロにされた僕の印象も彼の優しさで清めてくれると信じてバトンを渡したいと思います。
読みづらい部分も多かったかと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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