【日記リレー2023 VOL.24】「個性」〜森谷優(4年/総合政策学部/AT/#25/慶應義塾高等学校)〜
みなさんどうもお世話になっております。
道川からバトンを受け取りました、慶應の赤い悪魔こと4年ATの森谷優です。
道川ことみっちーはめちゃくちゃイケメンで運動神経も良くて英語喋れてCコーチとしての人望もあって、おもろくて。そしてたまにパキるみっちーも最高に好きです。ただ、Cコーチになった彼と練習のグラウンドが被らなくなって会う頻度が今年特に減ってしまったのが悲しかったです。
でもたまに会った時にお前のプレー動画見てるよ、とか言ってくれた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。今でも原動力になってます。
ついに自分が日記リレー書く番が回ってきました。もう引退する代かよ!と、思うくらいこの4年間は本当に短く感じたし、体感高校生活と同じくらいの長さでした。なんででしょう。
また、いまこうして日記リレーを書いている時に改めて思いますが、みんなの文章にはそれぞれ惹き込まれる部分があり、個性が出ているなあと感じます。
そもそも個性とはなんでしょうか。個性とは、他の人とちがった、その人特有の性質・性格。個人の特性。だそうです。*Oxford Languages参照
そんな個性ですが、人生の中でどの団体に所属していても大事なものだと思います。僕は特にこの4年間、いやこの23年間個性をいかに出していくか考えながら生きてきました。だってみんなと同じ人生送っても面白くなくないですか?(あくまで持論です)
僕はよくとがってるとか変わってるとか言われますが、褒め言葉であると思ってます。なぜなら個性が強いという捉え方ができるからです。個性が強いとそれだけで注目を浴びることがあります。
日記リレーに使った写真にもあるように、赤が好きすぎてシャフトもヘッドもメッシュも全部赤のクロスを使っている僕ですが、試合に出てるだけで目立ちます。なんなら目立つために使っているのかもしれません。だって試合に出るだけで目立てるって最高じゃないですか?
そして、そのクロスを使って点を決めたらさらに最高じゃないですか?
そう、人生目立ってナンボです。たった一回の人生です。僕はやりたいことをやって目立ちます。これからも。個性全開で。
全ての生き物において、個性というのは強みでもあり武器でもあります。皆さんは自分の個性や強みを理解していますか?今これを読んでいる時に少し考えてみてください。ちゃんと自分で理解できていて言語化できることも強みだと思います。
ちなみに僕の強みは、行動力と分析力、そして人当たりの良さです。
僕の強みの中の分析力に関しては、この4年間の体育会ラクロス部での活動で培ったものです。同期は知っていると思いますが、1年〜2年の時の僕は本当に何もできませんでした。ダッジができず1on1もかけれない、ランシューが打てない、クレイドルができない、シュート遅い、左手使えない、などなど。フルコンボですね。
そんなラクロスに関して何もできなかった僕は、試合に出るためにチームの中で何か突出した強みを作ること、そして当時のCチームですぐ取り組めるみんながやっていないことを実践することに注力しました。
僕が2年の春から継続してやってきたことを共有します。これは今在籍している1.2年のアーセナルの選手全員が今すぐに取り組めることだと思うので、もしよかったら参考にしてみてください。
・当然のようなことでも大声を出して共有する、誰かが発信したことをすぐに連呼する
・両方のネクストや自分に近いプレイヤーとオフボールの時に絶対にコミュニケーションを取る
・暇な時間があったら常にラクロス動画を見てラクロスIQを高めて誰よりもラクロスに詳しくなる
・自分が関与していなくても、常に起きたプレーの最善の選択肢を考え議論する
・自分のチーム(A-Arse)全員の動画を見てプレースタイルを把握する
・いつ一緒にプレーしたとしても合わせられるように、同じチームじゃない人ともコミュニケーションをとる
・わからないプレーや戦術をわからないままにしないでどんな手段を使ってでも解決する
・誰もやっていないことにチャレンジし続け唯一無二の存在になる
どうでしょう。こうやって文字で見ると当然だろそんなのって感じますよね。でも意外と自分が思っているよりできていなかったりするものです。間違っていてもそれを何度でもチャレンジ出来るのがB・Cチーム、そしてアーセナルの環境だと思います。もし周りに何を言われようともチャレンジすることをやめないでください。いつか報われる、じゃなくて報われるまでチャレンジする。この思考でいてください。
我ながらキモいと思っていますが、去年まではAからアーセナルの66の動画が上がった瞬間に全部毎日チェックしていました。一緒にプレーする可能性がある人の動画は全部チェックしてたしみんなのプレースタイルは頭に入っています。
ただ、アーセナルの選手はそれくらい何かに特化して取り組まなければいけないと思います。
みんなと同じことをやっていてもみんなを出し抜けないし、塾高組を追い越して試合には出れません。あくまでラクロス部は体育会、競争の世界です。楽しむことも大事ですが忘れてはいけません。
そして今のラクロス部の2年生や1年生のアーセナル出身選手と話して気づいたのが、自分の個性・強みを明確に持てていないということでした。何をすればいいのかわからない、どうやって個性を出す・強みを見つけていけばいいのかわからない、という悩みを持っている人が多いと思います。この時期は僕もありました。(詳しくはInstagramアカウント@red_moritaniをご覧ください)
アーセナルの選手は全部を極めようとするより、何か1つに特化して他の人に負けない何か=明確な「個性」や「強み」を持つ存在になることが大事です。だからこそ常にチャレンジの繰り返しです。明確な目標を持ってチャレンジしている人というのはコーチや周りの人にもちゃんと伝わりますし、そうやって身につけた個性や強みをうまく組織練の中でアピールできるようになれば目立つプレイヤーになることができてちゃんと評価をしてもらえます。ラクロスの実力だけでなく、チームの雰囲気を圧倒的に盛り上げることができる、といったことも個性だし強みです。個性や強みの種類なんて無限大です。繰り返しにはなりますが、「個性」を身につけ磨き上げる努力を継続してください。悩んでいたら、頼りないかもしれないですがいつでも相談してください。微力ながらも力にはなれると思います。
僕にしてはすごく短く文章をまとめたつもりですが、皆さんいかがでしょうか。序盤はそんなつもりなかったのに気づいたらめちゃ真面目な文章になっていました。悔しいです。
最後に大学生活でお世話になった人達への感謝の言葉を書きたいと思います。
まず内藤・友清・岡村・岩本・海翔へ
ラクロス部に誘ってくれてありがとう。みんながいなかったら大学生活何してたか想像もつきません。入部してからも楽しかったのは野球部のみんながいたからです。ありがとう。大好きです。
同期選手へ
同じポジションの同期がいなすぎて悲しいというのがこの4年間の悩みでした。まあ自分でAT選んだんだけどね。今ではラクロス談義をする同期も増えて嬉しいです。
また、あつがコーチになって椎名がATにポジション転向していなければラストイヤーは1人だったと考えると怖いですね。この最後の1年間楽しかったのは椎名がいてくれたからというのもすごい大きいです。
あとは大学から知り合ったとは思えない塚井。賢いし天才的におもろいし、同期で何でもさらけ出せるのは君だけです。まじで信頼してます。試合でも。
後輩選手へ
後輩のATには驚かされることばかりです。
ありえん視野と技術でパス出してくるやつ、ありえん腰のひねりと体強いやつ、クロスワーク異次元なやつ、ありえんダッジキレキレなやつ、ありえんスピードで吸収して成長するやつ。
そんな僕にないものを持っている後輩達がいたからこそ、刺激をもらえて少しでも吸収してやろうと努力し成長できたと思います。
また、今年のBチームのATは23歳3人と20歳1人という異様な関係性だったと思いますが、その中でも自分の意見や熱い想いを躊躇なくぶつけてきてくれたヤーマン(山田)の存在は大きかったです。だからラクロスに関して激しく議論したし、喧嘩もしたし笑。いい思い出です。
少しでも僕もみんなに刺激を与える側になれていたら嬉しい限りですね。
スタッフへ
選手が何気なくグラウンドに行って練習を終えて帰る、また次の日も練習場所へ行って練習をして帰る、という日常のような環境を作ってくれている・支えてくれていること、本当に感謝しているし、尊敬しています。やりたい放題ラクロスに没頭できて楽しめているのはスタッフのおかげです。ありがとう。
あと、樂土がBコーチで良かったです。1年の時、僕が何もできなくて悩んでいる時から今に至るまで1番ラクロスの戦術とかオフェンスのことで話をしたと思います。ちゃんとみんなのことを見ててラクロスにも詳しくて信頼できる存在です。コーチという役割に徹してくれた樂土のためにも、最高の結果を出したいと思います。
両親へ
少年野球をやっていた時からラクロスをやっている今に至るまで、やりたいと思ったことを全部やらせてくれて本当にありがとう。あと少しだけ見守ってください。結果で返します。
まだ感謝や伝えたいことがある人は沢山いますが、本文より長くなりそうなのでここら辺でおしまいにしたいと思います。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
さて次はmdの矢崎くんです。矢崎はラクロスのプレーもプライベートもオシャレでかつファッションリーダー的存在ですが、ただかっこよくてただオシャレなだけです。別に羨ましくありません。
今年に入ってからよく喋るようになりましたが、松岡とは違って僕のボケとかちゃんと拾ってくれるし意外とツッコミキレキレなことに驚きました。
ん?かっこよくてオシャレでツッコミもできるの?ウラヤマシイ。
そんな矢崎のオシャレな文章期待してます。よろしく!