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日記リレー

【日記リレー2023 VOL.18】「確信」~西中航太(4年/経済学部/TR/慶應義塾高等学校)~

長町からバトンを貰い受けたMBTIは討論者、好きな役は霊媒師の西中です。
長町とは塾高時代は共に一つのコンテンツに青春を捧げてきましたが、今ではその過去をなかったかのように平然と過ごしている2人です。
大学に入るといつの間にか顔がいいキャラになっていたことには憤りを覚えますが、最近の公式戦で点を決めて元ATだったあの頃を思い出させてくれたので脈絡は一切ないけど許します。彼の幼気の膝は自分の慈愛で包み込むようなテーピングでこれからも支えていこうと思います。

テーマは譲れない強みでお届けします。
人間、顔が良ければ性格なんて最低でもいいし、誰にも愛される人間性であれば顔なんて別に整ってなくてもいいと思うくらい何かに秀でていることはその他の足りない点を補って余りあることだと生きてきた21年間で思うようになりました。
言わずもがな私は顔だけが取り柄のタイプです。
要はカミソリ負けせず肌に優しいし剃り残しも少ない高級電動シェーバーもいいけど多少肌荒れしてでも根こそぎ髭を刈り取ってくれて夕方まで耐えてくれるT字カミソリくらいピーキーな性能だって素晴らしいよねということです。もちろん電動シェーバーもできないことがないという正五角形のような性能で譲れない強みを有していると言えますが。
高校受験で勝つには3教科ともバランスよく点数を取るか1教科弱くても2教科でぶち抜くか、とも言い換えることができます。

ここまでは学習塾で4年間バイトして髭が濃い自分の関係があるようで全然関係ない話なので本題に入ります。
スタッフというマルチに仕事をこなし、選手を支える立場として譲れない強みというのはその枠を越えた価値を発揮できるとこの4年間で考えるようになりました。
備品の準備、部という組織の運営、日々の練習の組成という点でスタッフは毎年、毎日似たような仕事の繰り返しで月日が経過します。
だからこそ個人の役割、特に部門内での役割は似通ってくるし、スタッフとして我を出さずに縁の下として専念する人も多いので誰かが秀でて優秀なスタッフだよねと評されることはそこまで多くないと思います。スタッフの自分の視点だと、主務や会計はもちろん、自分が及ばないなと思う個人に溢れかえっているのですけど、選手からすればどうなのでしょうか。
そういった中で自分の譲れない強みを確信することは自分の自己肯定感や何かに行き詰まった時や遅れをとった時の拠り所になると思えるのです。それに慢心して他の全てを投げ出さないでいる限りではありますが。

では果たして自分の強みはなんなのか、それはバイブスです。
ギャルかよと言いたくなる衝動は一旦抑えてください。
これを読むと仕事のできないやつがノリで全てを誤魔化しているかのように思えてしまいますが、練習や試合の始まりを告げるアップを担当するトレーナーという仕事において闘争心を煽ることは一つの大きな要素です。誰よりも声を出して雰囲気を作る。練習中でもダウン中でもこの一つだけはスタッフとしてもラクロス部員としても前線に立ってやり遂げてきた自負があります。オフサイドラインぎりぎりくらいで。
ベンチインしない試合でも相棒の顔こと齋藤と共に鼓舞者として応援でグラウンド一帯を盛り上げてきました。また俺らでフロア沸かそうな。

一般化しやすいスタッフ組織の中で、やりたがらない人が多いながらも精力的に審判活動を牽引する人たちも、ヘッドコーチという立場でフライを管理しチームを勝利に導く人も、カメラマンとして選手の勇姿や応援席の和気藹々とした様子をレンズに収める人もスタッフという枠を越えたその働きで、この慶應ラクロス部は新たに前進していけるのだなと感じているのです。
譲れない強みという話において他にはない独自性に着目してきましたが、圧倒的に仕事ができるシンプルに強いスタッフのおかげでこの部活は円滑に進んでいます。譲れない強みともなんとも本人たちは思っていないかもしれませんが、私には敵わない強みだなと情けなくも思えます。

ここまで偉そうに話してきましたがまとめると自分の譲れない強み、いわば存在意義を確信することが自分が成長し前進する力にも辛い時の逃げ道になってくれるだろうし、毎日髭剃るくらいなら早く脱毛してしまえということです。

ということで日記リレー恒例のメッセージコーナーへと移ろうと思います。

部外の友人一同へ
早慶戦で場違いなくらい声だして少しシケたのは置いておいて応援にきてくれたこと本当に感謝してる。次は神宮集合で。

後輩へ
石村、長瀬の同じルーツ持つ2人はラクロスとかどうでもいいからこれからもとりあえず練習中騒いどいてください。千歳中とようこちゃんを引き続きよろしく。
彩織と大高は手のかからない後輩どころかむしろたくさんお世話されてました。本当にすんません。
野村はゼミ来い。

同期へ
温厚な皆のおかげで好き勝手やらせてもらった4年間でした。
特に塾高ラクロス部勢、弱くて早々に引退した俺らだけど主将、副将、コーチ、選手、スタッフとして違う形ながらまたラクロス部で同じ方向を目指して尽力できること、今までは何にも思わなかったけどラストイヤーを迎えると感慨深いような気もしてこないでもない。
始発同じ車両仲間で、毎回車乗せてもらいながらも助手席での睡眠を許してくれた猪といつだっていらないはずのソロ写真1枚は収めてくれる水上にもありがとうを捧げます。

同期スタッフへ
隙のない仕事と熱量でスタッフ組織を引っ張る杏と若葉には頭が上がりません。むしろ引っ張らせてしまっていることお詫び申し上げます。いつもあいやと。
桜子と響子にもTRとして特に負担かけてきたなと思うし紆余曲折あったけどこの3人で協力し合える今に感謝しています。
渉には特にいうことないです。

貴景勝へ
優勝おめでとう。

母親へ
始発に間に合わなくて何度も叩き起こして日吉駅まで車で送らせたことを大変反省しておりますが日々の感謝はここではなくてこれを書き終わった後、直接告げてあげようと思います。

このバトンは将也へと受け渡します。
生真面目一本で生きてきた彼は去年のBチーム生活を経て少しずつボケの愉悦を覚え目覚ましい成長を果たしています。先日の東海戦では何かスイッチが入ったかのように3点も決めるという大ボケをかましてくれました。
オフなし係として皆のヘイトを一身に引き受ける彼ですが、遅刻するという部員のボケに対して今度はいかにツッコミをしていけるかに期待しています。
それじゃあ、爆笑できる文章頼んだぞ。

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