【日記リレー2022 vol.35】「信頼」~吉田結貴(4年/経済学部/DF/#6/慶應義塾高等学校)~
向井からバトンを受け取りました、4年の吉田です。彼は生命力だけが取り柄です。日吉練の時、よくトイレのホウ酸ダンゴに引っ掛かってビクビクしているのを目にしました。そんな彼はラクロス部を代表するグローバル人間であり、みんなからの愛されキャラです。引退までにもう一回ラクロスをしてみたいものです。
さて、早速ですが本題に入らせて頂きます。少し偏った話になっていますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。
まず初めに、私が今シーズンを通して感じてきたことについて綴ろうと思います。
今シーズンがスタートする前、今年のチームが強くなるかどうかはディフェンス次第であると感じていました。オフェンスはほとんど去年からメンバーが入れ替わらず、タレント揃いである一方、ディフェンスは若いメンバー中心のチームとなりました。ディフェンスが強い組織になるためには自分の変化が不可欠であり、それはプレー面だけではなく、立ち振る舞い、キャラクターなど含めて全てにおいてでした。
今シーズンがスタートしてから現在まで意識していることがあります。それはディフェンスの仲間から「信頼」を得ることです。私はディフェンスにおいて一番大切なことは信頼関係であると思います。ディフェンスが失点をしなければ、まず負けることはないですよね。オンボール力、オフボール力、クロスワークなどはもちろん大切ですが、ミスが許されないディフェンスでは仲間との信頼関係、強い結束力が必要であり、これこそが唯一社会人を圧倒できるところであると思います。そして信頼は日々の積み重ねで得られるものです。
仲間から信頼を得るために、自分なりのことはある程度責任を持ってやってきたつもりです。ウエイト、ストレッチは今まで通りしっかりと行ってきました。スカウティングは去年の3倍くらい時間をかけ、対戦相手の日記リレーも大体読みました。朝一の日吉のネットを立てなかったことはほとんどありません。全部当たり前のことですけど。
今年は4年のロングが自分一人の練習も多々あり、あまり質の高い練習ができなかった時もありましたが、シーズンが進むにつれ、全員でまとまりのあるチームを作って来れたと思います。(特にゴーリー2人と塩原は感謝してます)最近はリーグ戦での失点も試合を重ねるごとに減っていき、とても嬉しいですし、今はディフェンス全員が好きです。シーズンの最後まで進化し、結束力の強いディフェンスを作り、社会人を潰しましょう。
オフェンスの皆さんはとても信頼しているので、そのまま頑張ってください。
次に、少しだけ後輩に向けて思いを伝えようと思います。
現在、自分の評価に納得できていない人も多いと思います。そんな時は、今一度自分のことを客観視してみてください。今自分が思っているチーム内での立ち位置とコーチや幹部陣が評価している立ち位置は大きく異なることがあります。私自身も去年、なんで全然負けてないのに試合に出れないんだろうと思う時期がありました。しかし、これは今考えてみると単なる過信であり、ただの実力不足でした。
恐らく、このような事を思っている人は、自分の長所にしか目を向けていない人だと思います。自分を客観視して、短所を見つけてください。そして長所はこれまで通り伸ばしつつも、短所を克服する練習をしてください。そうすると、これまでとは違う自分になり、圧倒的にプレーの幅が広がるし、試合に出て活躍できる可能性も上がると思います。私も今年になって、クロスワークを今までよりは練習してきたので、最近は試合で使える最低限のレベルには来れたかなと思っています。是非、自信を持ちつつも過信はせずに頑張ってください。応援しています。
最後に、この場を借りてこの4年間私に携わってくださった方に感謝を申し上げます。私のことを多方面で成長させてくださった先輩方(特に矢野さん、芹沢さん、清水さん)、最高で大好きな同期、可愛い後輩、丹青組にはとても感謝をしております。これからもよろしくお願いします。
次は主務の真緒です。MG、主務、審判など多くの仕事を難なくこなす彼女は、このチームに欠かせないスタッフの要です。ハードなスケジュールをこなしていると聞くので、体調を崩さないようして欲しいです。きっと完成度の高い文章を仕上げてくると思うので、皆さん注目してください。