【日記リレー2022 vol.6】「打開」〜岩本智仁(4年/商学部/DMF/#24/慶應義塾高等学校)〜
皆様ごきげんよう。
顔、性格、頭の良さ、上品さ、運動神経を除けば至って普通の人間の入谷からバトンを受けとりました岩本と申します。彼はハイスペックの化身のような扱いをされていますが、アニメ好きな普通の大学生です。帰りの電車では翔央と専らアニメの話をしており、最近ようやくその会話に付いていける様になりました。
また、どうやら私は人気者なようで、石井ビクトール慶治からもバトンを受け取ってしまいました。ラクロスと中日ドラゴンズにしか脳味噌がないため、次にバトンを渡す相手すら認知出来ないみたいです。
さて、毎年この時期になると日記リレーがあり、先輩の日記を見るのをとても楽しみにしていました。今度は自分の番ということで、読んでいて飽きない文を書けたらと思います。拙い文章ではありますが、最後まで読んでくれたら幸いです。
今回は4年間部活をして私なりに学んだこと、大切だと感じたことを2つほど書こうかなと思います。私の主観でそれっぽく書いてるだけなので、軽く読んでくれたら嬉しいです。
1つ目は「変わる勇気」です。
私はアーセの時から両面mfをしており、3年途中まではポジションを変えずプレイをしてきました。その中で、なかなか結果が出せず、悩む時期もありました。どうすればAチームで活躍できるか、今の状況を打開するにはどうすべきか…。3年生の時はそんなことばっかり考えていました。自分の中で一つの答えを見出せたのは3年秋になってからでした。その時に両面mfからdmfに転向するという決断をしました。今となっては遅いと感じるくらいです。
この決断を後押ししてくれた要因としてコーチや先輩の存在が大きいです。高校時代から先輩だったdmfの加賀さんや、当時Bコーチだった川名さん、みやけいさんに相談し、将来Aで活躍するには良い決断だと思うと後押しをしてもらい、ようやくポジション転向に踏み切りました。
この決断に後悔はありません。むしろ最善の決断だったと感じており、ポジション転向をして本当に良かったと感じています。
少し話は逸れますが、変わる決断をした選手は私だけではありません。同期の中には選手を引退し、コーチ、スタッフに転向してくれた人がいます。その決断は、私の決断なんかより遥かに重い決断だったと思います。私はこの決断を本当に尊敬しますし、感謝しかありません。
話を戻しますが、後輩の中にはまだ今のままやれると思いつつも、なかなか成果が挙げられない選手もいると思います。このまま努力することはもちろん大事ですが、少し俯瞰的になって自分を見つめ直すことも大事だと思います。また、自分だけで考えず、先輩やコーチに相談することも大切です。ぜひ変化を恐れず、挑戦し続けて欲しいです。
2つ目は「自分の下した選択を正解に変えること」です。
1つ目の話にも通じますが、この力はとても大事だと思います。
人は常に何か選択をして生きています。私で言えばラクロス部に入部する選択、最初にmfというポジションの選択、dmfにポジション転向するという選択…。
これらの選択は、決断を下した時に正解かどうかなんて分かりません。もしかしたら大きな間違いかもしれないし、むしろ大正解かもしれない。
ではこの不確実な決断とどう向き合うべきか。
私は、「下した決断を正解に変えれば良い。」と思っています。
言葉で言うのは簡単ですが、非常に難しいことだと思います。私は割と自分の決断に納得いくことが多く、人生の中であまり後悔をした記憶がありません。これは自分の努力というよりも、周りの環境に恵まれていたからだ感じます。
これから先も様々な決断を下すと思いますが、その決断は全てが正解に収束するとは限りません。時には己を変えて違う正解を見つけることも必要になるかもしれません。
要するに、どんな形であれ、最後には自分のした決断が正解であったと言えるように努力をすることが大切だと思います。
今の私は、dmfに転向したという選択を正解に変えるべく日々の練習に励んでいます。
今はまだ現状を打開しきれていないですが、最後には“神打開“を決めて日本一に貢献したいと思います。
最後に、同期、今までのコーチ、後輩に向けて軽くメッセージを。
〜同期へ〜
他のどの代を見てもこれ程良い代はないのではと思うくらい、この代で良かったと思います。皆んな仲良くて、明るくて、面白くて…。ラスト数ヶ月やりきって、日本一目指しましょう!引退しても一生の仲間でいて下さい。よろしくお願いします。
また、さっきも少し触れましたが、コーチに回ってくれた人、スタッフでチームを支えてくれてる人、本当に感謝してます。コーチがいなければ後輩は育たないし、MGがいなければ選手はグラウンドで何すればいいかも分からない。TRがいなければ練習に参加すら出来ない人もいるし、ASがいなければ練習を振り返ることもできない。
後輩スタッフも含め、皆さんのおかげでチームが成り立っていると思います。ありがとうございます。
〜今までのコーチの方々へ〜
アーセコーチとして大地さん、文平さん、矢野さんにラクロス の基礎を教わり、その後も色んなコーチの方にお世話になりました。ここまでこんなに楽しくラクロスをして来れたのも皆さんのおかげです。今まで育ててくれたコーチへの恩返しのためにも、最後のリーグ戦どうにか活躍したいと思っています。応援よろしくお願いします。
p.s ぶんぺいさん、みやけいさんごめんなさい。左のクレイドルは今も直ってません。
〜後輩へ〜
まあ、頑張れ。
次回日記リレーはまたもやハイスペックの代表格大石やまと。肩身狭すぎ。やまとはニューヨーク校なのにすごくまともなので、とんでもない良文を書いてくれるでしょう。毎回引くほどセンスがあり、手の込んだインスタ投稿を作っていますが、実は暇なのでしょうか。