【日記リレー2022 vol.5】「習慣が人生を作る」〜入谷公基(4年/医学部/MF/#37/慶應義塾高等学校)〜
石井ビクトール慶治からは日記リレーのバトンをもらえませんでした。
紹介文を楽しみにしていたのに残念です。
そんな彼もフィールドに出現する時は、最高に頼れる男です。
最後の年も宜しく。
久しぶりにこのような、人に何か伝えるための文章を書きます。
一部の人は知ってると思いますが、小学校6年生の時に書いた「僕と骨」という作文ぶりにちゃんと書いていると思います。
小学校6年間、ほぼ毎日日記を書いてきましたが、文章を書くことは得意になりませんでした。
何せ、マスを埋めるために、びっくりマークを10個書いたり、適当に思いついた詩を書いたりしてたので。
毎日しっかり書いて、その習慣を積み重ねていれば、文章力のある人になれたのでしょう。
そういった日々の積み重ねは大切です。
なぜなら、人生というのは習慣の連続で作られているからです。
長年に渡って繰り返すことによって徐々に身についていく習慣は、その人なりの人生を作っていきます。
その人がどのように生きるかは、日常の小さな事柄によって決定されます。
良い習慣を積み重ねれば、充実したより良い生活が待っており、良くない習慣が積み重なれば、自分が思い描いている未来とは違ったものになってしまうことがあります。
ラクロスにおいても同じです。
良い習慣、例えば壁当て、筋トレ、考えながら練習すること、チャレンジすること、そしてしっかりダウンをすることなど。
これらを常に続けられる人は結果を出してる人が多いです。
自分は、足も早くなく、瞬発力も持久力も優れていません。
でも、工夫して練習し、筋トレし、壁当てをするといった良い習慣を積み重ねた結果、昔よりは自分がやりたいことができるようになっていました。
特に筋トレは良い習慣になったと思います。当たり前かもしれませんが、週に3回以上は行くようになりました。時間がある日は強度の高いことをし、テスト期間で時間がない日は、短時間で終わる瞬発力を鍛えるメニューなどを考えてこなしていました。
もともと体が強くない自分のようなプレーヤーにとって筋トレして体を重く強くするのは、本当に重要だと思います。
オフェンスでは当たり負けをしにくくなりますし、当たり負けをしないという経験は、自信につながりプレーの幅が確実に広がります。
高校時代は全くやらなかったのにもかかわらず、壁当てもちゃんとするようになりました。シュートを早くするためと思って取り組んだ素振りは効果があったのかはわかりませんが、良い習慣だったと思います。
塾高時代はシュート遅すぎと斎藤に馬鹿にされてきましたが、いつのまにかエキマンのトップになってました。(ウルトラパワーにはいつもお世話になっていますが。)
もう一つお勧めなのが失敗から学ぶという習慣です。
練習中に失敗することは誰でもあります。
歴史上のどの人も言っていると思いますが、本当に失敗は成功のもとです。チャレンジし失敗することは大事です。人によっては何度も何度も何度も失敗を繰り返してしまうかもしれません。
そんな時、諦めるのではなく、改善するための努力をするという良い習慣をつけて欲しいです。
今のラクロスの例に加えて、勉強や読書など手をつけるのが億劫になるものでも、一度習慣化出来ればこっちのものです。
僕が部活と勉強面で文武両道できたのは、そんな良い習慣をただ当たり前だと思って続け、一日一日を果たしていった結果なんだろうなと思っています。
つまり伝えたいことは、良い習慣を積み重ねようと言うことです。
もちろん、これから先様々な事を楽しむべきです。
でもその中で、一日一日に向き合い、一つ一つの習慣を積み重ねていくことが大事だと考えています。
頭脳も身体能力も凡人の自分が、ここまでやってこれたのは、本当にただの日々の積み重ねによるものでしかないと思います。
また、人生は何が起こるか本当にわかりません。
どういった立場であれ、後悔しないようにするために、一日一日を全うしましょう。
最後にこの場を借りて、これまで支えてくれた父と母、祖父母、弟、友人、同期、その他関係者の方々に感謝を申し上げます。
その中でもやはり父と母へ感謝の念に堪えません。
最近になって、小さい頃に父と母に言われていたアドバイスや説教の言葉の真意がわかり身に沁みます。まるで人生の伏線を回収している気分です。
ここまで育ててくれたことに感謝しています。
以上で自分の日記リレーは終わりになります。
次は、岩本です。がんぽんと呼ばれています。
彼は、僕にはよくわからないアニメを薦めてきます。全くオタクじゃないのに、入谷はオタクだからなとか言ってくるのでしょうもないです。
じゃ、よろしく!