【日記リレー2022 vol.3】「分岐点」〜荒井遼太郎(4年/商学部/C/慶應義塾高等学校)〜
めぐみからバトンを受け取りました。
4年の荒井遼太郎と申します。
はっきりと物事を言ってくれる彼女ですが、笑いのツボが未だによくわかりません。特殊です。
TRリーダーとして日々選手たちの体のメンテナンスを仕切ってくれる彼女に選手たちは非常にお世話になっていると思います。感謝しましょう。
1年の頃には遥か先のことに思えたこの日記リレーが気がつけば自分の番。本当に月日が経つのは早いものです。
それでは本題。
僕からは「分岐点における決断」についてお話しさせていただければと思います。
大学入学後、自分自身の選択とそのタイミングで人生が大きく変化していくことをひしひしと実感してきました。ラクロスはもちろん、大学生活全般についてもです。学問、人間関係、部活、趣味など考え出したらキリがないですが、人生を進めていく上で遭遇する大小関わらず全ての出来事が分岐点になり得ると強く感じております。「風が吹けば桶屋が儲かる」ではないですが、自らが下した非常に小さな決断がその後の人生を大きく変える可能性があるということです。特に、現在自分が慶應ラクロスのアーセナルコーチをさせてもらっていることに関して、僕はそのことを最も強く感じています。
高校時代の僕は大学4年になった自分が慶應大学男子ラクロス部のフレッシュな1年生たちのコーチを担当していることなど知る由もなかったでしょう。でもこれも全て一つ一つの選択によって導かれた正解だという風に思っています。まずは大前提としてラクロス部に入部したこと。アーセナルチームで大地さん文平さん矢野さんという優秀な御三方に熱意を持って指導していただけたこと。サマー後DFとしてロングスティックを持つと決意したこと。アーセナル解体後なかなかA,Bチームに上がれず試行錯誤したことなど。こういった無限に存在する分岐点が今の自分を形成していると考えています。1つでも今の世界線と違う選択肢を選んでいたとしたら、、 もうその時の運命は神のみぞ知るってやつです。
また、僕は人生においてあまり後悔をしたことがありません。あえて挙げるとすれば、中学の時ハマっていたアニメのイベントチケットを入手するために、わざと親と喧嘩をし計画的家出をして深夜の整理券列に並びに行ってこっぴどく叱られたことぐらいでしょうか。とにかく大体の事はなるようになるという風に考えています。ですが、過去を振り返り自分の思い通りに進まなかったことを思い返すと、全てに共通点があるように感じます。それは「自分の決断に自信を持てていなかった」ということ。自信を持てないのなら自信を持てるだけの準備や根拠を揃えること。ある程度過信でも良いから何か選択を迫られる際は自信を持って、周囲に流されず必ず自分自身の意思で最終的な決断をすること。これさえ出来ていれば人生における後悔というのは最小限に抑えられる、と僕は信じています。
ここまで自分のこれまでを振り返りながら長々と僕の考え方について述べさせていただきました。1人の大学4年生の22年間によって培われた考え方なので、この先いくらでも変わっていく可能性があり全く正解とも限らないということはご了承ください。
最後にアーセナルのみんな
長めの思いの丈はアーセナル解散時に伝えようと思います。
ラクロス的にも人間的にもバラバラの強い個性があるみんなが作り出す動物園みたいな空気感の輪がめっちゃ好きで毎練習毎試合楽しませてもらってます。
ギャーギャー騒ぎながらもやる時は真面目に試行錯誤するみんなの1番伸び代だらけの時期にコーチをすることができて嬉しいよ。
しっかりやることはやってきたと思うからサマー・ウインター 絶対に勝とう。
お次は石井ヴィクトール慶治くんです。
ラクロス界で彼を知らない人は存在しないのではないでしょうか。誰もが認める最強のFOerです。大学1年の頃、同じ学部かつ同じクラスだった僕にラクロス部入部を後押ししてくれた存在でもあります。そして、とにかくBIGな男です。憧れます。羨ましい限りです。ラクロスに誰よりも真摯に向き合う姿勢は心から尊敬しています。
熱いこと書いてくれるんだろうなあ。よろしく!