【日記リレー2021 vol.15】「後悔」〜久保田悠介(4年/法学部/LMD/#16/慶應義塾高等学校)〜
大会委員長というしっかりした一面を持ちながら、部内では遅刻の罰により永遠の雑用生活を課せられている男、木村くんからバトンを受け取りました。とても賢いにもかかわらず、ひたすら物を運ぶという頭を使わない作業をさせられているのを見るとこちらも辛くなります。
もうそろそろ許されても良いのではないでしょうか。
さて、1年目以来となる今回の日記リレー、何を書こうか考えていたらいつの間にか締切日になっていました。
「まあまだ間に合うでしょ」「明日でいけるでしょ」と少しでも楽な方に流れてしまうのは悪い癖だなと思います。
大学4年間、ラクロス部をやり切れば自分の中で何かが変わるかもしれないと入部当初は思っていましたが、この癖は治ることがありませんでした。
結局、自らアクションを起こさなければ何事も好転しないということを痛感し、もっと何かできたのではないかと後悔しています。
後悔という言葉が出てきたので今回は大学ラクロスでの後悔と反省について書こうと思います。
自分が大学生活で後悔しているのは、もっと積極的になれたのではないかということです。
かなりざっくりとしたものですが一言にまとめるとこうなりました。
ありがたいことに自分は2年生からAチームに絡む機会を与えてもらっていました。
これは伸びしろを期待されての事だったにもかかわらず、Aチームに入れたということに自分は満足してしまいました。
これが大きな間違いだったと今ではとても反省しています。もっと貪欲に成長を目指すべきでした。
当時は自分から何かをすることもなく、とにかく周りについていけば上手くなれるだろうという消極的な考えを持っていました。
このような積極性のなさが自身の成長を止めたのだと思います。
その結果、去年の関東ファイナルでは2年の時から共にAチームで練習してきた同期ロングの八星くん、岡くんがスタメンで活躍する一方、自分はスタンドで応援をしていました。
同期の活躍、チームの勝利はとても嬉しかったですが、それ以上に悔しさが残るシーズンになりました。
振り返ってみると自分が周りについていくだけの間、彼らはチームを引っ張っていくという覚悟を持ってプレーしていたのではないかと思います。
試合でも、自分がいかにミスしないかだけを考えている間、彼らはどうしたらボールを奪えるか、勝てるのかということを考え続けていたのではないでしょうか。
その積極性の差が積み重なり、昨シーズンは先ほど書いたような形で終わったのだと思います。
いるかはわかりませんがこれを読んでくれている後輩たちには同じ失敗はして欲しくないと思い、このような話を書かせていただきました。
成長も成功も勝利も与えられるものではなく掴みにいくものだということに気づくのが遅すぎました。
この反省が誰かの役に立つことを願っております。
自分も残り時間は少ないですが、何事にも積極的に取り組んでいこうと思います。
最後に、これまで面倒をみていただいた先輩方、頼もしい後輩たち、チームに関係する全ての方々に感謝をお伝えしたいです。
特に、同期には感謝しかありません。ラクロス部に入っていなければ何もなかったであろう人間を受け入れてくれたことに感謝です。
ラクロス部に入ったのも、ラクロスを続けているのも同期の人間性に惹かれたからというところが1番大きいなと思っています。
拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。今回はここら辺で筆を置かせていただきます。
次は一般常識を少しばかり失った代わりに圧倒的な勝負強さを手に入れた男、榊田くんです。
十分お釣りはきています、大丈夫です。ここぞという場面で彼ほど頼りになる人は見たことがありません。
よろしく!