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日記リレー

【日記リレー2021 vol.2】「仲間」〜井谷桂奈子(4年/理工学部/MG/慶應義塾女子高等学校)〜

トップバッター、FOリーダーの阿曽からバトンをもらいました、MGの井谷桂奈子です。
選手ながら、毎週の審判mtgに欠かさず参加し、熱い議論を繰り広げている彼を後輩スタッフたちはどう思っているのでしょうか。審判、いやラクロスが大好きなんです。許してあげてください。

さて、本題に入ります。
何を書こうかとても迷いましたが、「日記」なので、ラクロス部での4年間を振り返りながら、感じたことを想いのまま綴ろうと思います。稚拙な文章ですが、少々お付き合いください。

2018年4月20日、私のラクロス部生活がスタートしました。
始発でグラウンドへ向かうこと、大量の備品を覚えて全チーム分の用意をすること、150人近い選手の名前を覚えること、ルールを覚えること、慣れないことばかりで、怒涛の毎日を過ごしていました。そんな日々を乗り越えられたのも、同期スタッフの存在があったからです。いつもありがとう。

2018年10月28日、Final4で早稲田に8-10で敗北。
初めてのリーグ戦。先輩たちの熱い涙、この時味わった悔しさは今でも鮮明に覚えていて、胸に刻んでいます。

2019年2月20日、つま恋カップ優勝。
同期だけで挑んだ試合。ラスト3分で2点を決めて延長戦に持ち込んだ瞬間、決勝点となった榊田のスタンシューは本当に興奮しました。この感動が私のモチベーションになっていると言っても過言ではありません。

こうして2年生になり、MGとして一人前にできるようになってきて、練習も試合も合宿も普通にやって、それが当たり前だと思っていました。
合宿はこれが最後になるなんて想像もしていませんでした。

2019年10月5日、Final4で東大に3-4で敗北。
2度目のリーグ戦。日本一のハードルの高さを感じるとともに、残り2年間を後悔ないように過ごそうと決めました。

2020年3月、新型コロナウイルスの流行で部活動停止。
練習したくてもできない、頑張りたくても頑張れない、そんなやり場のない気持ちで月日はどんどん流れました。

そして、この期間は、自分が部にどんな貢献ができるのか、スタッフは何のために存在するのか、どうやったら日本一を取れるのか、など考える機会も多くありました。
今振り返ると、この時間は非常に意味のあるものだったと思います。

思うように練習ができない中で、スタッフだからできることを必死に模索し、導いてくださった当時の4年MGリーダー里佳子さんは心から尊敬しています。

2020年11月29日、関東Finalで早稲田に5-3で勝利。
強い慶應ラクロスを見て、ラクロスのかっこよさ、そして結果が全てであることを改めて実感しました。

そしてついに迎えた最後のシーズン。
1,2年生の時はFinal4で敗退、早慶戦も1年生の時から一度も勝てていません。
これまで何度も悔しい思いをして、その度に「次は頑張ろう。」と前を向いてきましたが、
もう次はありません。
日本一になって、みんなで笑って引退する日を夢見て、できる最高の準備をします。
できるだけ長く、みんなのラクロスをする姿が見れるように。

今日まで、決して平坦な道のりではありませんでした。毎日課題は山積みで、何もチームのためになってないんじゃないかと不安になった日もありました。それでも前を向かせてくれたのは、チームの仲間の存在でした。何かを犠牲にしてまでチームのために動く人、いつもグラウンドで楽しそうにプレーしている人。この人たちと日本一を取りたいと思うから、私はグラウンドに向かいます。

そんな大切な仲間たちにメッセージを残して、締めたいと思います。

選手たちへ
練習できるのは当たり前のことではありません。グラウンドを予約してくれる人、練習時間をできるだけ確保できるように交渉してくれる人、メニューを考えてくれるコーチ、などたくさんの人が見えないところで動いていることを忘れないでほしいです。だからこそ、アフターも自主練も積極的にやってほしいし、やるべきだと思います。
みんなが頑張る姿を見て私たちスタッフも頑張ろうと思えるし、逆もありうると思います。
いい刺激を与え合って、最高のチームにしていきましょう!

後輩スタッフへ
まずはここまでついてきてくれてありがとう。まだまだみんなとは一緒に頑張りたいから、最後のメッセージみたいにはしたくないけど、せっかくなので私がこの部にいて感じたことを書かせてもらいます。
150人という大所帯のチームにいたら、何をしなくとも誰かしらが運営をし、決定が行われ、円滑に進んでいくかもしれません。しかし、それで果たして「後悔なくやり切った!」と思えるでしょうか。日本一を掴むまで、何が正しいかなんて誰にも分からないし、正解なんて正直ないと思います。だからこそ、やるかやらないかで迷ったら「やる」を選択した方がいいと思うし、決して人任せにせず、挑戦してほしいです。「やらない」を選択したら、あとで絶対に後悔すると思います。
結果が全て。私たちのやってきたことを証明するために、最後まで挑戦しよう。

そして同期スタッフ。
喧嘩が絶えなかった1年生の頃から今日まで、いつも支えてもらってました。みんながいたから私はここまでやってこれました。本当にありがとう。

最後に、右も左もわからなかった私をここまで成長させてくださったスタッフの先輩方、心から感謝しています。

長くなってしまいましたが、そろそろバトンを渡したいと思います。
次の走者は、初の女性アナライジングスタッフとして活躍する井上真菜です。
普段からおしゃべりがとまらない真菜ですが、今回もその威力が発揮されるのでしょうか。乞うご期待です。

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