【日記リレー4年寺田広毅】
鉄壁のオンボール能力を持つ武智君から回ってきました、寺田広毅です。
彼は将来、同期の中で最もビッグな男になると信じています。
親譲りの文才を持った武智君が書いた面白い文章を読んだ後で、つまらないとは思いますが、読んでくれると幸いです。
日記リレーになにを書こうか考えている時に、とある練習の日の一部分を思い出しました。
去年の夏期間が終わった頃、Aチームで1on1練をしてる時の話です。
僕はその時、おがっちさんにかけられていました。
ゴーリーは杉さんです。
僕はおがっちさんに触れることもできずに抜かれました。
すると、杉さんに「今すぐ隣で練習しているBに落ちろ」と言われました。
自分の中でこの出来事は印象的だったので、むりやり僕の伝えたい3つの事に絡めて書いていきます。
1.こんな僕でも、夏期間にはAチームに上がれたという点。
ここで伝えたい事は、「上がれるチャンスは来る」ということです。
コーチをやっていて、「上に誰かを上げるためには、上の誰かを下げなければいけない」ことの難しさを感じました。上のチームに調子の悪い人がいない限り、メンバーの固定化がどうしても起こってしまいます。
それでも、上がれるチャンスは来ます。
上の人の怪我、夏期間、授業抜け等です。そのチャンスをモノにする為にも、現在のチームでもモチベーションを高く保ち、努力しましょう。
2.おがっちさんに触れられず、すっこ抜きされたという点。
おがっちさんは一生止められないと思ってました。
ここで伝えたい事は、「短所がある人は、そこを絶対に鍛える」ということです。
僕は身体能力が低いと自覚していました。
村こそとか見てるとほんとに羨ましいです。
そこで、僕が悪かったのは、オンボールを諦めて、オフボール面を武器にすればいいと考えてしまったことです。
しかし、それではAで活躍する事はできません。そんな甘くないです。
自分の短所を分析し、そこを絶対に鍛えましょう。他の武器があるからといって、それに甘えてはいけません。
3.杉さんに厳しい言葉をかけられた点。
今すぐ落ちろと言われた時は、非常にショックで、暗い気持ちになりました。
ここで伝えたい事は、「僕らの代は厳しくなく、威厳は無いが、そこに良いところもある」ということです。
僕らの代の人から、「今すぐ下のチームに落ちろ」と言われた人はいるでしょうか。多分いないと思います。
今年のチームは、僕の見た4年間の中で最も厳しい雰囲気ではなく、楽しい雰囲気でやっていると思います。
この雰囲気に関しては賛否両論あると思いますが、個人的には、その楽しい雰囲気の方が勝てるチームになると思っています。
そう考えた理由は2つあります。
1つ目は、BCスクリメでの経験からです。BCスクリメでは、現在Bが2連敗してます。実力差があるのにも関わらず、そのような結果になるのは、完全に雰囲気の差です。
厳しく、暗い雰囲気になっているBよりも、楽しく、盛り上がっているCの方が強かったという事実から、そう考えさせられました。
2つ目は、高い実力を持った後輩たちが大勢いるということです。彼らを活かすには、厳しい雰囲気の中で萎縮させてしまうよりも、楽しい雰囲気の中で、のびのびとプレーしてもらった方が良いと考えたからです。
今のAチームの方は、どんなことがあっても暗い雰囲気にはさせないようにお願いします。
暗いと負けます。
以上3点が伝えたかったことです。
現在、Aのリーグ戦、BのBリーグ、Cの育成リーグ全て全勝です。
このまま全てのリーグで優勝して、アーセナルもウインターで優勝し、最強のチームになりましょう。
次は、我らがMFリーダー、中居君です。
彼は高1の頃から最強のMFです。
彼が点を取るのが一番嬉しいです。よろしく。