【日記リレー2020 vol.24】安藤太樹
『Imagine』
吉田からバトンをもらいました、4年安藤です。彼をTRリーダーにするか、しないか4時間くらいかけたのも懐かしいです。まあただこの1年はほんとによく働いてくれたと思ってます。ありがとう。
まずはじめに弊部を応援して下さる全ての皆様へ、この場をお借りして御礼申し上げます。今後とも変わらぬご声援の程、宜しくお願い致します。
早速ですが本題に入らせてもらいます。
宮越のような素晴らしい文章を書くことはできませんが、自分なりに綴ります。
2017年関東final4、final
今でもたまに思い出す。
人生においてあれほど痺れた試合はない。
グラウンドにいた選手達だけでなく、スタンドにいた当時1年生の自分ですら鳥肌が立った。そんな舞台にいつか立ちたい、いや立つ。そう強く思った日であった。
月日は流れ、
2020年関東final4 明治戦
2点リードされる展開から逆転。
試合終了の笛が鳴る瞬間まで決して気の抜けない試合であった。3年前のあの日、スタンドからしか感じることのできなかった独特の高揚感を今度はグラウンドで少しばかり感じられた。
諦めないでよかった。今、率直に思う。
決して良いラクロス人生は送っていない。
怪我で1年間無駄にもしたし、去年も殆どの時間をCチームで過ごしていた。ただ、こうしてなんとか這い上がってこれた。その理由を自分なりに整理し、伝えたいと思う。別に真似してくれと言ってるわけではない。
「最高の瞬間をイメージすること」
これだけはどんな時でもやってきた。
Cチームの死ぬほど下手な時もAチームに入ってからも。より明確なものを、繰り返し、である。
全日決勝4Q終盤同点の場面。
ボールダウンを誘発し、ドブレイクをつくる。完璧なパスを出し、真也が決めて勝ち越し。こんな嘘のような瞬間を、自分がヒーローになる瞬間を、何百回とイメージしてきた。(この時既にシュートから目を背けていることに関しては触れないでおいてほしい)
最高の瞬間をイメージすることは同時に自分自身の現在地、実力不足を教えてくれる。
今の足腰ではボールダウンする以前に抜かれてしまう、今のクロスワークではブレイクを作ってもパスミスして点に繋げることができない。
練習外での時間であと一歩が出るようになった。
壁当てやウエイトに行かないとだめだと思った。回数だけこなすようではだめだと気づけた。壁当ての内容を変えてみようと思えた。ウエイトの目的をモテる為ではなく、強く速く動く為にしようと思えた。
何言ってんだこいつと思われるかもしれないが、
最高の瞬間の実現の為に努力を続け、下克上を成し遂げ、今日に至る。後悔は全くない。
あとは決勝でずっと思い描いてきた最高の瞬間を作るだけ、楽しみでしかない。
本題としてはこんな感じです。
最後に少しばかり言葉を残します。
スタッフのみんな
主務という立場もあってこの1年、みんなとは少しだけだけど関わりを持つようになりました。毎日細かなことまで反省を出している3部門としての働きぶりは勿論のこと、クオリティの高いものを提供し続けてくれる広報、4000万円近いお金を管理している会計、4チーム分の練習環境を整えてくれるグラウンド係、UA担当や会員登録、全部見てきました。頭が上がらない。みんながいなければ慶應ラクロスは成り立っていないし、間違いなく勝因だと思う。残り数日力を貸してください。また、来年以降もこの部活を頼みます。
アーセロング同期へ
みんなのことが割と好きです。
永井が早慶戦でスタメンになった時も、
矢澤が去年リーグ戦出そうと聞いた時も(でなかったけど)、村社がライドで活躍してた時も、自分ごとのようにほんとに嬉しかった。ただ同時にめちゃくちゃ悔しかった。このままでは終われない、負けてたまるかという思いが自分をより一層突き動かしてくれた。本当にありがとう。最後4人で一緒に試合出たかったなぁなんて思ったりもするよ、村社
同期のみんな
主務になってからの1年、口うるさい奴になったなと自分でも自覚してました。それでも仲良くしてくれてありがとう。最後どのカテゴリーでも4年が活躍して、全チーム優勝を達成しよう。全力で応援します。頼んだジョニー、多分お前がキーマンだ。
ここら辺でバトンを渡したいと思います。
顔面S、身長A +、頭脳A +、足の速さS
モテ要素全てを持つ男、中根たくま
彼がキャンパスライフを謳歌できなかったことが唯一の救い、理工学部万歳。
たくまよろしく。