【日記リレー2020 vol.17】三浦里佳子
『感謝』
二人でちゃんと話したことのない同期1.2位を争う根岸からバトンを受け取りました、4年MGの三浦里佳子です。
きっと根岸も同じようなことを書いているんじゃないでしょうか。
でも、根岸がラスト二戦でまた活躍する姿が見られるのが嬉しいです、楽しみです!
さて、最後の日記リレーがとうとうまわってきてしまいました。
時間が過ぎるのは本当にあっという間で、あと三週間で引退なんて考えたくない気持ちでいっぱいです。
何を書こうか今でもはっきりまとまっていませんが、最後の機会なので思いのままに綴っていこうと思います。
長くなると思いますが、お時間ある方はお付き合いください。
突然ですが、選手って私たちスタッフの予想の上をいくようなことがちょくちょくあって(良い意味でです笑)、ラクロスが好き、上手くなりたい、とにかく練習できれば何でもいい、そういう気持ちひとつで突っ走っちゃうところがあると思います。
手のかかる選手たちだなって思うときもありますが、でもみんなにはむしろそういう存在でいてほしくて、そのために環境を整えるのが私たちスタッフの役目だと思っています。
勝つか負けるか、最後の最後は選手にかかっていて、私たちスタッフは選手を試合に送り出すことしかできない、ということはよく耳にすると思いますが、でもだからこそ、そこまでの過程は私たちスタッフにかかっているとも言えると思うんです。
だからこれから先も、みんなは思う存分にラクロスをしてください。
周りが見えなくなるくらい全力でラクロスをしてください。
その見えなくなる部分は私たちスタッフで穴埋めするので。
これがひとつみんなに伝えたいことです。
この一年間、チーム全体を見渡すことや、選手のみんなから何かと連絡をもらうようなことが多い立場でしたが、それはみんなの良いところにたくさん気づける機会でもありました。
自分のことだけじゃなくてチームをまとめることも考えながら練習しなければいけなくなって、ちょっと苦しそうに見えるときもあるけどそれでも頑張り続ける人
絶対的にラクロスが上手い人、その裏には努力があるんだなって分かる人
自分のチームの練習前に他のチームの練習にも参加して、後輩に熱心に指導していた人
チームの絶対的な支柱になってるなって見ていて感じる人
去年のテストオフ期間中に明日自主練できますか?って毎日のように連絡をくれた人
Bに落ちても腐らずにAのミーティングに出たり練習試合を見に行っていた人
下級生ながらいつも練習中声を出してチームの雰囲気をよくしてくれている人
コーチやポジションリーダーが休みのときにふと頼もしい一面が見られる人
本当は怪我で痛みと闘っているけど誰にも弱さを見せずに頑張っている人
オフ期間中にメニューじっくり考えておきたいので練習時間リストで送ってほしいです!って連絡をくれた人
壁あてのカウントに毎回メダルの絵文字がついている人
練習出たいので明日は授業切ります!って連絡をくれる人
練習外の時間でも後輩の指導に時間を惜しまない人
(一人一人浮かんでるけど、恥ずかしいので名前は伏せておきます)
そしてもちろん、毎日メニューを考えたり、いろんな話し合いをしたり、他のみんなより圧倒的に多くの時間を費やす中で、それでも活躍し続ける幹部のみんな
少し思い返しただけでもたくさんあって、こういう一面が見られるたびに嬉しいなってひそかに感じていました。
それでも、150人もいれば全員が本気で取り組んでいると言い切ることはできないのが現実で、全チームに帯同する機会があって客観的にチームを見ることができるMGという立場だからこそ、それを感じることは多々ありました。
きっと選手には選手の悩みがたくさんあると思うし、MGのくせに偉そうだなって思った人がいたらごめんなさい。
でもたぶん、みんなが思っている以上に私たちは練習中みんなのことを見ていて、この人今日やる気ないなとか、関係ない話ばっかりしてるなとか、セットだらだらしてるなとか、気づきたくなくても気づけてしまうようなところがあります。
頑張ってる人、頑張ってない人、頑張ってる人がたまに苦しんでいること、見てれば分かります。
もちろん私たちスタッフも、同じようにもっと全員が本気で頑張らなければいけません。
お互いに高め合える関係性がもっと増えていけば、今より良いチームになれるって上級生になるにつれて感じたことでした。
今シーズンは正直、上手くいかないことや大変なことばかりで、自粛期間にはああこのまま全部なくなった方が楽になるんじゃないかって一瞬思ってしまったときもほんとはありました。
再開してからも、毎日ただ大量の仕事をこなすことに精一杯で、前みたいに純粋に部活が楽しいって思えなくなってしまった時期もありました。
それでも、最後にみんなと優勝できたら本当にそれで十分だし、報われるとかそういうことじゃなくて、純粋にみんなと優勝したいって本当に本当に思ってます。
半年ほど前、何が理由で最後まで頑張るのか、考えさせられる機会がありました。
部活を頑張ることは当たり前でそれに違和感もなかったけど、いざ考えてみるとすぐにこれって答えられるものが思いつきませんでした。
でもこの間の一橋戦で、
リーグ戦独特の雰囲気に包まれた顔つきのみんなを見たとき、
FO前にグータッチしに来てくれた同期がいたとき、
やっと迎えたリーグ戦のフィールドで輝くみんなを見たとき、
点が決まるたびにベンチが盛り上がるのを見たとき、
勝ってみんながいい表情をしてるのを見たとき、
上手く表せないけどこみ上げてくる想いが大きくて、この何とも言い難い感情を味わいたくてここまでやってきたんだな、ここまで頑張ってきてよかったなって心の底から思いました。
一見薄い言葉かもしれないけど、単純にみんなと部活がしたくて、どのチームでもみんながラクロスを頑張る姿を見るのが好きで、みんなと喜びたくて、そのために頑張ってるっていう答えでもいいのかなって感じました。
スタッフの後輩のみんな、とくにMGのみんな
ここまでついてきてくれて、力を貸してくれて本当にありがとう。
一人になって、ほんとはすっごい心細くて、仕事回りきってないとか、質が落ちたとか、そういう風に思われていたらどうしようって不安になるときが何度もありました。
でもそれだけは悔しくて、がむしゃらにやってきたつもりだけど、みんながどんどん成長していく姿を見るのが嬉しくて、私自身がみんなの頑張りに元気をもらうことがたくさんありました。ありがとう。
あと少しだけ、力を貸してくれると嬉しいです。
優勝まで一緒に闘わせてください。
そして、散々つめられたと思うし今でもポンコツかって思うときも数えきれないくらいあるけど、ずっと一人でやってきていたこと、ほんとはすごいことなんだって気づけました。
あと少し頑張ろうね吉田
ラクロス部で出会った方々には、同期も先輩も後輩も、感謝の気持ちでいっぱいです。
申し訳なくなるくらい気にかけてくれた人、いつも話を聞いてくれた人。厳しさと愛情でこれでもかってくらいたくさん面倒を見てくださって、引退してからも気にかけてくださる先輩方。本当にたくさん支えてもらいました。
長く書きすぎてしまいましたが、
最後には今までしたことのない嬉し泣きをみんなとすることが今の私の一番の夢です。
みんな頼んだよ、私も頑張ります。
だらだらと長い文章に付き合わせてしまいましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
そろそろ次にバトンを渡したいと思います。
宮越にまわすのは恐れ多いですね、この部にとって本当に偉大な存在だなって思います。
でも、変な色の液体だけはどうにかしてほしいところです笑
去年に続ききっと今年も素晴らしい文章を書いてくれると思うので期待しましょう、宮越よろしく!