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2016

番外編 対談

「慶應ラクロス」の魅力を知って頂くべく行っている対談企画、番外編です。

今回は2015年度GREEDシーズン幹部対談と称しまして、元主将#28栗田智仁、元副将#30居塚大岳、元副将#17河村剛志、#7井上優、#10繁益弘明、#43加藤貴康、#51仁熊健太による対談を行います。インタビュアーは2年TR大山実春が担当致します。


ーー皆さんとお会いするのが久しぶりで嬉しい反面、もう引退されたのだと思うと寂しい限りです。1年間チームを引っ張って下さりありがとうございました。1年間を通して、幹部として大変だったことはなんですか?

繁益 怒られて萎縮しちゃう同期、後輩のフォローが大変だったかな。

仁熊 俺も1年間を通して2000回は怒られたと思う(笑)

栗田 大きな試合を経験したことが少ない奴もいたし、自分達の経験してきたことを伝えることが難しかった。

居塚 うん、そういう人とか、自分と違うラクロス観を持っている人をどうやって同じラクロス観に持っていくかが大変だったと思う。

河村 飴と鞭でやってきたよね、この1年間。

仁熊 あと幹部だけのミーティングが多かったなあ。

繁益 突然のミーティングがね。#22田中大善(幹部の一人、この日は欠席)がキレていた時もあったな。

一同 (笑)


ーー確かに、幹部になると自分だけの時間は格段に減りますよね。ではチームをまとめる上で、参考にしていたOBの方や選手像というものはありましたか?

居塚 俺が参考にしていたのは相川さん(2012年度PROVEシーズン主将)。あの人の“どんなやり方でもいいけれど、幹部が本気で勝ちたいと思ってそれを行動に移せていれば下は必ずついてくるから、お前のやりたいようにやれ”という考えを参考にしていたかな。

栗田 俺も相川さん。主将としてのカリスマ性だけではなく、プレーで魅せる姿にも憧れていた。

仁熊 田中さん(2012年度PROVEシーズン幹部)。田中さんは4年生の時に得点王とMVPを穫っていて、あの人を越えたくて俺は3年生でそれを穫ろう、と思った。結果、得点王にはなれたのだけれど、MVPにはなれなかったから今年はMVPを穫れるよう頑張りたいです。Image title


ーー去年のリーグ戦において、技術の急上昇が見られた後輩を多く起用されたと思うのですが、何故彼らを起用するに至ったのでしょうか?起用する判断基準なども教えて頂けると嬉しいです。

栗田 どこか一つでもいいから、強みがあると使いやすいよね。

居塚 俺としては、2年生は潜在的な何かを持っていると思った。だからメンバー入りさせたかな。あとは大きな試合を経験させてあげたいというのもあった。

仁熊 技術の急上昇が見られた後輩って、例えば1年DF#54竹内豪だよね。ボールを誰よりも追う姿勢とかかな。

繁益 結局、誰にも負けない強みがあってうまい奴は、先輩後輩関係なくメンバーに選ばれると思う。


ーーなるほど。どこか突出した強みがあれば、下級生でも試合に出る確率は高くなるということですね。では、幹部の方から見たGREEDシーズンの特徴を教えて頂けますか?

河村 言いたいことを言い合えたチームだと思う。

井上 確かに。何かを強く言える人がいるというのは、強いチームの特徴だよね。

居塚 俺は言う側の人だったから、ただ一方的に怒鳴りつけるだけではなくてその人が何をしたかったのかをちゃんと聞くように気をつけていたな。

仁熊 2015年度から試合に起用してもらえた自分としては、経験の有無ではなく得点力があるか否かで選んでもらえたことが嬉しかった。そういうのはこのチームの強い特徴だったと思う。

井上 あと俺は、技術•経験共に一番上をわかっている人がトップにいたことが良かったと思う。そういう人はチームを引っ張っていく上でやはり大切だから。


ーー日体戦を悔しい結果に終えてしまったと思いますが、今後のチームに必要なことは何だと思いますか?

居塚 4年生が、自分達にとってのラストシーズンということもあるし、どれだけ強い想いを持って練習に取り組めるか、というのは凄く大事だと思う。

河村 ラクロス経験者がチームを引っ張っていける、ということは慶應の強みだと思うのだけれど、逆に言うと経験者がそうした存在にならないと駄目なのだよね。そうした人材がどんどん引っ張っていかないと、チームは勝てないと思う。



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                   (日体戦。4-7で悔しい結果に終わった。)


ーーでは先輩方から、そうした今後のチームを継いでいく後輩達にメッセージをお願いします。

仁熊 じゃあ、貴康さんと、繁益から。

加藤 …怪我はするなよ。怪我って中国語で書くと「我のせい」、って読むらしい。怪我しちゃった仕方ないや、ではなくて自分のせいだから。…そういうこと。

一同 …アツい!!(笑)

繁益 皆のユニフォームを一番高いところにつれていってくれ。

一同 (爆笑)


ーーかっこいいです、ありがとうございます(笑) 質問も残りわずかとなりましたが、これは私も気になる質問です。幹部陣の皆さんは技術経験共にトップチームレベルで、様々な方面で活躍されてきたと思うのですが、挫折、悔しい経験はありますか?

河村 …留年。(笑)

一同 (爆笑)

仁熊 俺、剛志から留年したって電話きた時はびっくりしたよ(笑)すごく落ち込んでいたし。


ーーできれば、ラクロス面でお願いしたいのですが…(笑)

居塚 はい(笑) 俺は、1年生の時にベンチ入りしたけれど、2年生で試合に出られなくてそのままチームが負けてしまって。悔しかったから、益々練習するようになった。

河村 へぇ。栗田とかなさそうだけれど、あるの?

栗田 あるよ。俺も、その2年生の時の試合に出させてもらったのに活躍できなくて、それで試合に負けてしまって凄く悔しかった。

井上 アーセナル(大学からラクロスを始めた選手達のこと)にとっては、入った瞬間が既に挫折だった。他の同期は経験者ばかりで、いくら練習しても追いつけないなあと思って。

加藤 あすなろ(春に行われるアーセナルだけの試合)で、良い結果を残せなくて高校からラクロスを始めていた同期にボロクソに怒られたこと。同期に軽蔑されたような感じで悔しかった。いつかこいつらを追い越してやるって。


ーーやはり負けた試合、というのは印象に残りますし、それがモチベーションになることも多いですよね。慶應スポーツ新聞会のインタビュー記事では、印象に残っている試合に早稲田大学戦(11月3日に行われた関東Final4vs早稲田大学戦)をあげた方が多かったですが、皆さんにとって早稲田はどんな存在ですか?

栗田 好きな子みたいな感じ。

一同 おぉ~

繁益 宿敵と書いて恋人と読む、ってやつね。

栗田 気にかけてしまうし、どこか意識してしまうのだけれど、絶対に勝ちたいと思うし、だからこそ勝つと嬉しい。やはりライバルとか、宿敵とか言われるのだけれど、俺にとってはそんなギスギスしたものではないかな。



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                  (宿敵早稲田との試合は大きな注目を浴びた。)



ーーでは最後に、日本一を目指す上で、絶対に忘れてはいけないと思うことを教えて下さい。

井上 やはり、自分が活躍するということを常に意識するべきだと思う。

仁熊 俺も同じかな。自分が活躍する、という事を意識してこれからもプレーに専念していくから、後輩達にはその姿を見てついてきてほしい。

加藤 内なる闘志。常に胸の内に闘志を燃やし続けていてほしい。それから、コツコツ練習するということが自分への投資ともなるから、それも忘れずに…って、俺今のうまくない?(笑)

一同 (笑)

居塚 色々なOBの方に支えられて、そのおかげで俺達は活動できるのだということは忘れてはいけないと思う。自分達の環境を当たり前と思わないようにね。

栗田 忘れてはいけない事はあげたらキリがないから難しいけれど、忘れないでほしいことは、慶應ラクロスの歴史かな。もう29年も前に僕らの先輩方がラクロスを日本にもってきてくれて、そのおかげで僕らはラクロスができている。よく部内で耳にすると思うけれど、“パイオニアズプライド”というのは心のどこかに留めておいてほしい。これは自分を奮い立たせてくれるものだし、責任感もつけてくれると思う。先輩達がこうしていたから同じようにするというのではなくて、慶應が日本一をとるためにどうすればいいのかを考え続けてほしい。きっとその先に日本一があると思う。学生王者は当たり前なんて時代もあった。そんな時代がまた慶應にきてくれることを願います。


ーーありがとうございました!沢山の貴重なお話をお聞きする事ができて良かったです。 今年こそは、先輩方の意志を胸に悲願の日本一を達成します。共に江戸陸で勝利の若き血を歌い上げましょう!



最後までお読み頂きありがとうございました。

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写真:左上から井上、加藤、仁熊、居塚

左下から(岡田)、栗田、河村、繁益

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